外出先トイレ利用に関する意識調査 vol.2

トイレがきれいなことは、商業施設のイメージアップに

2024.12.17

前回の記事※では、TOTOが実施した「外出先トイレ利用に関する意識調査(2024)」をもとに、コロナ禍をきっかけとした手洗いへの意識の高まりや、トイレ以外にも独立した手洗い場やその充実した設備が求められている傾向をご紹介しました。
今回は、意識調査の中から商業施設に注目し、実際に外出先トイレでがっかりしたことや、今後あると望ましい設備や仕様についての結果をお伝えします。
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外出先トイレ、洗面コーナーにおける不満点。

TOTOは、2021年度に引き続き、2024年6月に「外出先トイレ利用に関する意識調査(デパート・ショッピングセンター編)2024」を実施。その中で、外出先のトイレを利用する際、がっかりするようなポイントについて伺いました。その結果、トイレブースでは、床の水濡れ・汚れ・においだけでなく、手荷物・混雑・スペースに関する困りごと。洗面コーナーでは、洗面カウンターや床の水濡れ、手を洗う設備に関する困りごとが上位にあげられました。
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きれいなトイレは、リピーターを増やす。

意識調査では、外出先のトイレがきれいで使いやすいと、どのように感じるかについても尋ねています。その結果は、「施設のイメージがよくなる」67%。次いで「施設をまた利用したくなる」55%でした。
また、トイレが使いやすい(広い・きれい・設備が充実している)ことは、利用する施設を選ぶ際に、どのくらい影響があるか?の問いに対しては、特に商業施設を選ぶ際に「影響がある」「やや影響がある」と答えた方が合わせて71%でした。利用者はトイレを重視しており、トイレがきれいなことは、施設のイメージアップだけでなく、安心感が高まり再来店につながることが調査結果から伺うことができました。
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今後も、TOTOが実施した調査結果や、マーケティング情報を継続的に配信していきます。レポートに関するご意見・ご感想がございましたら、下記アンケートへご自由にご記入ください。また、より詳細な調査結果、配慮ポイント、現場事例等をご紹介するセミナーを各種ご用意しています。

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