オフィスのトイレをもっと快適に

キーポイントは手洗いへの配慮

2022.9.26

新型コロナウイルス感染症の流行下で、オフィスのトイレ空間にはどのような配慮が必要なのか。衛生性や感染予防が重視される新しい生活様式において、トイレを使う人の目的を考慮する必要があります。今回は、オフィス施設の水まわり空間における利用者ニーズについて、意識調査の結果をお伝えします。

トイレの手洗い利用が増加

最新の利用者ニーズ調査をご覧ください。オフィスのトイレは当然のことながら、衛生的・快適・安心な場所であることが求められています。特に、新型コロナウイルス感染拡大後は、用足し後以外でも生活の各場面で手洗いの機会が増加していることがわかります。オフィスではトイレの混雑を避けて、滞在時間を短くすることや、清潔なトイレを選んで利用することで感染防止対策を心がけている人が多くなっています。
※画像クリックでギャラリー表示ができます。利用者ニーズ調査をご紹介します。

理想は自動水栓+お湯で洗いたい

トイレを利用した(用足し)後の手洗い以外に、オフィスで行う1日の手洗い回数を尋ねました。その結果、3~5回と答えた人が一番多く、6~10回と答えた人は新型コロナウイルス感染拡大前に比べて約2倍に跳ね上がっています。また、手洗いにかける時間は、新型コロナウイルス感染拡大後は1回につき10秒以上と答えた割合が増加しています。トイレを安心して利用するための設備や配慮は、手指衛生に関するものが上位を占め、自動水栓+お湯で手洗いしたいニーズが多くなっています。非接触器具によるしっかりとした手洗いが望まれているといえるでしょう。
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