異性と一緒にトイレに入るのは、どんな場合?

ニーズが高まる男女共用トイレ

2020.7.14

公共施設や商業施設のトイレは男女別に分かれていることが一般的ですが、これに不便を感じている方も少なくありません。例えば、お子様や高齢の方、障がいのある方に、異性の同伴者が付き添ってトイレを利用する場合です。どんなお困りごとがあるか具体的にうかがいました。

親子連れは男女共用トイレがあるとうれしい

こちらは0~7歳のお子様の親御さんにうかがったアンケートです。親子で入れる個室トイレの設置場所をたずねたところ、「男女トイレの外側」「どちらかといえば男女トイレの外側」との回答が多く、その理由には「男女の区別なく利用できるから」が最も多く挙がりました。ここから、異性のお子様を連れて男女別トイレに入ることには何らかの違和感があり、男女共用トイレがあれば困らないと考えている方が多いことがわかります。

発達障がいのお子様など、隠れたニーズも

ここ数年、広く知られるようになった発達障がい。音や匂いの感覚が過敏だったり、初めての環境が苦手だったりすることから、年齢が上がっても外出先のトイレを一人で利用できないお子様が少なからずいらっしゃいます。また、親御さんがトイレに入っている間、外で待つことが難しいとの声も。保護者の方への調査では全体の58%が、「一緒に利用できるトイレがなくて困る」と回答され、ここでも男女共用トイレが必要とされています。

発達障がい者の公共トイレ利用に関するアンケート調査結果は こちら をご覧ください。
関連コラムは こちら をご覧ください。

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