工場ワーカーの職場のトイレに関する意識調査

工場におけるトイレの利用目的

2022.11.24

新型コロナウイルス感染症の流行以降、多くの職場で在宅勤務が導入されています。しかし、工場のように出勤しなければ仕事ができない職場では、施設内の感染対策が重要です。特にトイレは気になるポイントのひとつといえるでしょう。そこでTOTOではこれからの工場トイレを探るために「工場ワーカーの職場のトイレに関する意識調査」を実施し、ワーカーニーズを探りました。

男性トイレは手洗いや洗顔のための設備に配慮

まず、工場ワーカーはトイレをどのように利用しているのかを探るため、「トイレでの用足し以外の行為」について男女・職種別に伺いました。
その結果、ライン作業に従事する男性は、トイレで「手洗い」「洗顔」「身だしなみの確認」を行っていることがわかりました。さらにトイレ内の「洗面コーナー」に限定した場合は、「洗顔」と「汚れを落とすためのしっかりした手洗い」が多くみられました。この結果から、男性トイレの快適性を考える際は、しっかりと手が洗え、洗顔のできる設備を整えることがポイントになるといえます。
※画像クリックでギャラリー表示ができます。利用者ニーズ調査をご紹介します。

女性トイレは身だしなみを整えるスペースを確保

続いて、女性トイレの快適性について探ります。ライン作業に従事する女性は、「トイレでの用足し以外の行為」として、主に「手洗い」「身だしなみの確認」「歯磨き」を挙げました。続いて、トイレ内の「洗面コーナー」に限定した場合、「しっかりした手洗い」が最も多く、続いて「身だしなみの確認」「歯みがき」が多い結果となりました。以上から、女性トイレの快適性を考える際は、男性とは異なり、身だしなみチェックや歯みがきがしやすいスペースの確保が望まれているといえるでしょう。
※画像クリックでギャラリー表示ができます。利用者ニーズ調査をご紹介します。

今後も、TOTOが実施した調査結果や、マーケティング情報を継続的に配信していきます。レポートに関するご意見・ご感想がございましたら、下記アンケートへご自由にご記入ください。また、より詳細な調査結果、配慮ポイント、現場事例等をご紹介するセミナーを各種ご用意しています。

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