旅を安心して楽しむために宿泊利用者がホテルに求めること vol.2

客室の水まわりはホテルを選ぶひとつの条件

2021.1.22

2020年7月にスタートした「Go To トラベル キャンペーン」は、コロナ禍の経済対策として期間限定の事業です。その後も継続的にお客様に宿泊施設を利用していただくためには何が必要なのでしょうか。TOTOが行った最新の調査から、宿泊されるお客様がホテルを選ぶ理由やリピート選択において重視するポイントをご紹介します。

客室の水まわりはホテル選択の重要なポイント

TOTOは、新型コロナウイルス感染拡大中の2020年7月に、ホテル利用者1350名(20歳以上の男女)を対象にWeb調査を実施しました。宿泊するホテルを選ぶ際に重視することは、宿泊費・場所などに加えて「以前宿泊して良かった」の項目が高く、気に入ったホテルをリピートする傾向があることがわかります。さらに、リピート要因には、「客室の水まわりの広さやタイプ、清潔性、温水洗浄便座」など、水まわりに関する項目が複数挙げられています。
このように客室の水まわりは、お客様が宿泊先を決める際、重要なポイントになっていると言えます。

客室の水まわりはセパレートタイプが理想

出張の場合、78%が客室の浴室を利用すると回答し、大浴場などの共用風呂よりも高いという結果になりました。年代別の特徴は、男女ともに若年層20代はシャワー浴が多く、高年層60・70代は浴槽にお湯を張って入浴する人が多いことがわかりました。客室の浴室には、「浴室/トイレ/洗面台が別室のセパレートタイプ」と「洗い場付きの浴室」を強く要望されています。
さらに水まわりをセパレートにすると、水はけが良く清掃もしやすいためメンテナンス性が向上するメリットがあります。また、さまざまな商品を組み合わせることができるので、デザインや設計の自由度が広がります。このように水まわりをセパレートにすることは、宿泊されるお客様と施設側の双方にとってメリットがあります。

ホテル向けユニットバスルームの商品カタログは こちら からご覧ください。
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今後も、TOTOが実施した調査結果や、マーケティング情報を継続的に配信していきます。レポートに関するご意見・ご感想がございましたら、下記アンケートへご自由にご記入ください。また、より詳細な調査結果、配慮ポイント、現場事例等をご紹介するセミナーを各種ご用意しています。

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