寒い季節に備えた、公衆トイレでの手洗いの考察

温水が正しい手洗いに必要とされている

2021.10.25

新しい感染症の流行を機に、「しっかり手を洗う」ようになったと認識している人は増えています。そのため、外出先での感染予防として、パブリックトイレを利用した手洗いのニーズはますます高まっています。これから訪れる寒い季節に、だれでも使える公衆トイレでしっかり手洗いを行うために求められていることは何か、TOTOは調査しました。

水が冷たいとしっかり手を洗えない?

TOTOは、2021年1月に公衆トイレでの手洗いに関する調査を行いました。その結果、寒い季節の屋外・半屋外公衆トイレで手を洗うとき、冷たい水しか出なかった場合、約半数(52%)の人はしっかり洗えていないと感じていました。その理由は「水が冷たかった」が84%にのぼります。
さらに詳細を尋ねると、正しい手洗いで推奨されている 「手首まで」洗うことができていない人が78%いました。また、「石けんを使っていない」人は半数近くいて、寒い季節に冷たい水ではしっかりと手洗いができていない実態が見えてきました。
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温かい水が出るトイレを利用したい

冷たい水ではしっかり手を洗っていなかった人も、もし“温かい水”が出たら、「しっかり手を洗う」と思うと76%の人が考えています。 このことから、寒い季節に正しい手洗いをするためには温かい水が必要だとわかります。また、寒い季節にトイレで手を洗うときに温かい水が出ることが、その施設の再訪問につながると80%以上が回答しています。
これからの寒い季節は、特に感染症対策の強化が必要です。しっかり手を洗うために、公衆トイレでも温水を使えるよう整備することが望まれています。
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「日本の人々の公衆トイレでの手洗い等の調査」の詳細は こちら をご覧ください。
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