飲食店のイメージアップにトイレが影響 vol.2

飲食店トイレの配慮ポイント

2023.12.21

今後、訪日外国人の増加や人々の外出機会が増えていくことが予想される中、継続的にお客様に飲食店施設を利用していただくためには何が必要なのでしょうか。TOTOが行った最新の調査から、飲食店を利用されるお客様が重視する、トイレの配慮ポイントをご紹介します。

お客様に聞いた飲食店トイレの困りごと

全国の20歳以上の男女1500名を対象に、飲食店のトイレについて意識調査を行いました。 その中で「飲食店トイレ設備の困りごと」を聞いたところ、前回vol.1 (前回記事はこちら)で紹介した非接触ニーズのほか、使用時の音漏れに対するお困りごとが高い割合を示しています。
「飲食店のトイレに擬音装置は必要ですか?」という質問に対して、全体では2人に1人の人が「必要」「どちらかといえば必要」と答えています。男女別では、女性では6割以上、男性でも3割の方から要望がありました。トイレと席が近い場合には特に配慮が必要といえます。
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飲食店トイレに備えておきたい設備・機能

調査ではさらに、「飲食店トイレに欲しい設備や機能」を聞いたところ、「荷物を掛けるフック」や「スマートフォンや化粧ポーチなど小物をおく棚」など、荷物の一時置きが求められていることがわかりました。特に乳幼児連れのお客様の場合は、「子どものおむつ替えシート」「子供を座らせる椅子」などの要望も高くなっています。
今後、外出の機会が増えていくと予想される中、本調査の結果をひとつの参考材料に、気持ちよくトイレを使いたいと考えるお客様のニーズを取り入れ、ご検討いただければと思います。
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今後も、TOTOが実施した調査結果や、マーケティング情報を継続的に配信していきます。レポートに関するご意見・ご感想がございましたら、下記アンケートへご自由にご記入ください。また、より詳細な調査結果、配慮ポイント、現場事例等をご紹介するセミナーを各種ご用意しています。

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