40年ぶりに県内で発見されたマリモをきっかけに、「マリモが住めるくらいキレイな湖にしよう」と始められた環境教育活動。
釜房ダム湖周辺の清掃活動および菜の花栽培により健全な山の状態を保ち、地域活性化、環境教育も含めた「釜房ダム湖の水質浄化」による地域循環型社会を構築する。
3つの団体が連携し、水を感じ、学び、守るという3つのテーマに従い、環境学習や体験の場を創設し、紫波町が掲げる"新世紀未来宣言”の一翼をなすことで、水の大切さを100年後の子供たちに残し伝える。
前回の助成に引き続き、「植栽いかだ法」により空芯菜(野菜)の水耕栽培と二枚貝(池蝶貝)の養殖を行い、アオコの発生を抑制し、水の透視度を高める。水生生物の育みで、窒素、リン系を排除、水質浄化に貢献し印旛沼の再生をする。
次世代を担う女子高生たちが、「青く美しい地球の一員」として、「水」をキーワードに地域社会の中で責任ある身近な第一歩を踏み出し、世界の水問題を改善していく新たな仕組みづくりを創造していくことを目指す。
プロジェクトの使命は、清水川に流れを取り戻し、ふるさとの川として市民の憩いの場とすること。東近江市民が清水川で水に親しみ、水と戯れた記憶を次の世代へと伝え、新たな「清水川伝説」を創出する。
先人たちが育み残してくれた地域の宝である「清らかな神有川」「四季を感じさせてくれる鶏鳴の滝」を、汚したままの姿で後世に引き継いでよいのかとの思いで始まった活動。滝の賑わいと清らかな水を戻す取り組み。
生活廃水や農業廃水による河川の汚染が蛍の減少を招き、「ほたる祭」の存続にも影響を与え始めため、生育環境の整備保全を中心としたほたる祭の将来構想を立案、実施している。
四万十川の特徴である「穿入蛇行」が織りなす<瀬と淵>の固有の名前を復活させ、集落に暮らす者だけでなく、この地に魅せられて訪れる人々にも、より親しみをもって自然と触れ合うことができるよう記録化する。
雨水タンクによる節水効果のデータを収集分析し、表やグラフにして松山市民に公開・提供することにより、雨水タンクが「雨水ダム」として節水効果が大きいことを知らしめる。
山林の適切な間伐や広葉樹の植樹により保水力のある山を育成し、放置された田畑を開墾し昔ながらの農村文化を継承し、子供らにも参加してもらい四万十川の原風景である「水とともに生きる郷」を再生する。
竹林の増殖が地下水の水位低下を招いたため有志により伐採を開始し、07年に地下水の復元を達成した。この伐採活動の理解・協力を得るため、水質・水量調査を実施し、科学的にも活動の成果を実証する。
河川環境保全の啓蒙と葦の有効利用を図ることを目的に、「嘉穂水辺の楽校」付近河川敷に繁茂している芦を伐採し、堆肥化し、専業農家で水稲に施して「葦米」のブランド化を目指す。
針葉樹伐採跡への広葉樹の優先的植栽、残すべき針葉樹の計画的間伐の2点を実施し、水を貯え災害に強い森づくりを実施する。下流域で活動している団体と連携し、五ケ瀬川の源流に水源の森をつくる。
前回の助成活動に引き続き、雨水を最大限に利用する島型循環エコシステムを導入した宿泊型体験学習の場「山がんまり」を完成させ、継続的な利用を目指す。
ミャンマー中央乾燥地域の村で、「深井戸の長期的維持管理」に必要な技術研修やワークショップを実施し、維持管理能力を強化する。また、現地での活動を日本で紹介していく。
砂漠地における水の有効活用技術者、経験者による指導と緑化促進による「沙漠化の防止と再生」、「困窮農民の生産場所と収入の確保」および「子供たち、家族への啓蒙活動」を目指す。
前回の助成によりエコロジカル・サニーステーション・トイレ(通称:エコサン・トイレ)が糞尿の循環利用に有効であることは検証できた。地域への普及を図るためにエコサン・トイレの学校での試行を通し、エコサン・トイレを活かした環境教育を開発する。