空間を広くする、見た目もサイズもコンパクトなトイレ

進化し続けるパブリック向けの便器

2021.2.22

2014年の発売以降パブリックトイレの定番となった「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」。見た目のコンパクトさとローシルエットなデザインは、トイレの限られたスペースを広く見せ、デザインにこだわりたいトイレ空間にもマッチします。この「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」が、2021年4月にさらなる進化を遂げました。

コンパクトな便器を目指す

コンパクトなトイレは見た目だけでなく、個室空間の使い勝手にも影響を与えます。リニューアルした「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」は、従来品から、高さはそのままに、幅が30mm便器前出が25mmコンパクトになり、便器前出寸法は675㎜になりました。また、一般的なタンク式と比較すると(TOTOタンク式:QRシリーズ)85mm小さくなっています。
コンパクト化の実現のために、タンクと便器の設計にさらなる工夫を凝らしました。その重要な技術として、パワフルな洗浄力を生み出す「ジェットポンプ技術」を利用しています。(詳しくはこちら)
今回はさらにさまざまな現場に対応するための工夫をご紹介します。

さまざまな現場ニーズに応えるために

リニューアルした「パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式」では、タンクを小さくするために、従来のタンク容量を25%削減しています。25%削減しながらも洗浄能力はそのまま。ジェットポンプ技術をコアにして標準4.8Lの節水タイプの便器を実現しています。
ただし、さまざまな現場状況において、標準よりも多い洗浄水量をご要望されるケースもあります。そのため従来品より洗浄水量を6L/8Lへ変更できる仕様としています。今回のモデルチェンジでタンク容積が小さくなったにも関わらず、ジェットポンプ技術で増幅させた水流に今まで以上に空気を取り込むことで洗浄時間を延ばし、洗浄水量を増やすことを実現しています。

機能を維持しつつデザイン性を向上

より多様な設計ニーズにお応えするために、デザイン性を向上させながら機能を維持しつつさらにコンパクト化を実現しています。
今回のデザイン変更では、正面のフォルム、側面のフォルム、パブリック向けウォシュレット®との組み合わせのフォルムなど、細部にわたってリニューアルをしています。フチ裏のないデザイン、サイドカバーの追加などで清掃性も向上しました。

商品の詳しい情報は こちら からご覧いただけます。

今後も、TOTOの商品における技術をご紹介していきます。施設では、ご紹介した技術の体感展示もございます。より詳しい情報は、テクニカルセンターご来場の際に、専用スタッフよりご説明させていただきます。またこのサイトへのご意見ご要望がありましたら自由にご記入ください。

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