快適な浴び心地を求めて進化し続けるTOTOのシャワー

水の特性を追求した水流技術

2020.12.17

TOTOは長らくお客様のシャワー浴志向の上昇と環境課題のどちらにもしっかり向き合い、節水シャワーを軸として水流技術を進化させてきました。浴び心地と節水を両立させた技術は、「感性工学」に基づいています。TOTOがこの約10年の間に、国内外に発信してきたシャワー技術をご紹介します。

シャワーの「量感」を生み出す技術

節水シャワーの研究は、「浴び心地」を連想する言葉を集めることからスタートしました。そのキーワードの一つが「量感」です。量感が高いシャワーほど人は快適だと感じることに気づき、その感じ方を「感性工学」より解析。水量を減らす代わりに空気を混ぜて水粒を大きくする原理に辿り着き開発したのが、2010年発売の「エアイン®」技術です。シャワーヘッドの吸気口からエアを吸引、水圧エネルギーを使って空気を混合します。さらに2013年に、吐水の勢いを周期的に変化させる「脈動エアイン」へと進化し、少量の水でもたっぷりとした浴び心地を実現しています。

シャワーの「刺激」をつくり出す技術

浴び心地をつくり出すもう一つのキーワードが「刺激」です。2013年発売の「ジャイロストリーム」は2種類の吐水ノズルの回転運動の組み合わせで、刺激のある水流を生み出しています。各々のノズルのランダムな動きと、広範囲への吐水によって爽快な浴び心地が体感できます。2017年発売のTOTO独自のノズルによる「ウエーブ吐水」は、水の流れを障害物に当てることで渦(カルマン渦)を発生させます。そのため水流に速度差がつき、大きく左右にスイングする勢いのよい吐水となって程よい刺激感を実現しています。

さまざまな水流をご確認いただけます

TOTOの東京テクニカルセンター内(※)のシャワーブースでは、さまざまなシャワーの水流に、ストロボ照射やLED照明を当てることによって、特徴ある水流を視覚的にご確認頂けます。
※東京以外のテクニカルセンターの展示については、各エリア窓口にお問い合わせください。

商品の詳しい情報は こちら からご覧ください。

今後も、TOTOの商品における技術をご紹介していきます。施設では、ご紹介した技術の体感展示もございます。より詳しい情報は、テクニカルセンターご来場の際に、専用スタッフよりご説明させていただきます。またこのサイトへのご意見ご要望がありましたら自由にご記入ください。

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