みんなで考えよう。
車いす使用者 USER REAL VOICE利用できるトイレがあることがとても重要。
車いす使用者がどのような思いを抱えながら
トイレを使っているのか見てみましょう。
配慮ポイント その1
移動や動作がスムーズに
できるスペースの確保を。
動作や移動がスムーズにできるよう、
便器前や便器横などに十分なスペースを設けます。
配慮ポイント その2
車いすで
アプローチしやすい配慮を。
車いす使用者が抱えている思いをご存知ですか?
トイレの利用者同士がお互いの気持ちを理解し、
思いやりを持つことでトイレをより
使いやすくすることもできそうですね。
トイレでの動作は人それぞれ
車いすは、病気や事故などさまざまな理由で歩くのが難しい方が使用していますが、体の状況は一人ひとり異なります。
車いすに乗っているからといってみんなが立つのが難しいわけではありません。歩くことは難しくても、手すりなどを支えに少しの間なら立ち上がることができる人もいます。ですから、便器に座るときの動作もさまざまなパターンがあります。
車いすにもさまざまな種類があり、自分用に車いすの仕様・機能をカスタマイズしている人が多くいます。
手動車いす自分でタイヤを回して、もしくは介助する方が後ろから押して操作するタイプの車いすです。中でもコンパクトタイプは小回りがきき、一人でアクティブに外出する人がよく利用しています。
電動車いす電動モーターで動くタイプの車いすです。手元の操作部で動かします。上半身にも不自由があり、自力での車いす操作が困難な人が使用していることが多く、手動車いすに比べると一般的に大きくて重くなります。
バリアフリー化が進み、街でも車いす使用者をよく見かけるようになりました。
車いすを自在に操り一人でスイスイ外出している方もいれば、介助する方の支援も受けながら外出している人もいて、身体状況はさまざまです。トイレの利用に関しても、一人で排せつする人もいれば、介助が必要な人も。より重度の障がいをお持ちの場合はおむつを利用している人もいます。