関連データ
調査から見えてきた、トイレ、浴室、洗面、
キッチンなどの水まわり空間における利用者の
困りごとや思いをご紹介します。
パブリックトイレ 2024.09.27
車いす使用者のパブリックトイレの利用に関するアンケート調査
特に「スーパー・コンビニ」、「飲食店・ファミリーレストラン」において、十分な広さが確保されたトイレの整備が望まれていることがわかりました。
高齢者施設 2024.09.18
高齢者施設介護スタッフの介護負担に関する意識調査
パブリックトイレ 2024.08.23
介助・見守りが必要な高齢者の公共トイレ利用に関するアンケート調査
住まい 2024.08.23
認知症の方を介護する家族へのアンケート調査
パブリックトイレ 2023.10.6
パブリックトイレの車いす使用者の利用状況と意識調査
建築用途ごとに混雑状況が異なることや車いすで利用できるトイレの数の増加が望まれていることがわかりました。
パブリックトイレ 2022.09.01
親子の公共トイレ利用に関するアンケート調査
出典:「親子の公共トイレ利用に関するアンケート調査」
病院 2022.3.23
新型コロナウイルス感染症流行による看護師の手洗いの変化に関する調査結果
高齢者施設 2021.02.01
高齢者施設の水まわりに関するアンケート調査結果
病院 2020.11.10
クリニックの水まわりに関するアンケート調査結果
清潔が保たれていないクリニックは信用できないから。 | 女性、60代 |
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トイレがきれいだとクリニック全体の意識の高さを感じる。院長の指導が徹底されている良い環境と感じる。 | 女性、60代 |
トイレに気を配っているかでそのクリニックの配慮が感じられるので、手を抜いているかでクリニックの患者への気遣いが分かる。 | 女性、60代 |
クリニックは 通常 病気の人が利用・使用するので 他の場所より「衛生面の徹底」を図ってもらいたい場所です。そこが綺麗でなかったら、全てにおいて「不衛生」「怠慢」「投薬ミス」「医療ミス」などの根源になるのではないでしょうか。 | 女性、50代 |
トイレがきれいだと全体の衛生面の配慮が出来ていると思える | 女性、30代 |
患者に配慮が行き届いていて、きちんと管理されている。それは診察や治療など医療従事者の質にも反映されるものである。 | 女性、30代 |
クリニック自体にきれいなイメージが付きまとう。 | 男性、20代 |
出典:「クリニックの水まわりに関するアンケート調査」TOTO調べ(2019)
住まい 2020.10.16
住宅水まわり生活調査
■「夫婦2人世帯」
ライフステージでの違いを確認するために仕事を持つ『共働き夫婦』と仕事をリタイアした『シニア夫婦』で調査を実施しました。『共働き夫婦』は「家事効率」を重視し、掃除は休日にまとめて実施しています。
『シニア夫婦』は「リラックス」「安心・安全な暮らし」を重視し掃除は使うたびや毎日実施しており、掃除の時間の使い方に違いが見られました。
■「子育て世帯」
6歳以下の子どもをもつ母親に子育てにおけるこだわりや困りごとを調査しました。
「子どもの安心・安全」を重視し、水まわりでは「転倒・誤飲」といった事故を心配していることがわかりました。
■「高齢者世帯」
65歳以上の親と離れて暮らす人に、親に関する不安や心配ごとを調査しました。移動や立ち座りの変化を不安に感じ「段差や階段などでの転倒」 を心配しています。また水まわりでは、寒さによる「ヒートショック」を心配していることがわかりました。
パブリックトイレ 2020.07.28
トイレ入り口まわりのサインの色に関するアンケート調査
・トイレ入り口サイン
・色の表示の仕方の好み
・トランスジェンダーのトイレ入口サインでの性別を意図する着色に対する意識
その結果、見えてきた傾向はこの通り。色はサインの認識に役立ちますが、使う場所や使い方に好みがあるようです。
■認識のしやすさ
・入り口のサインは着色されていた方がトイレであると認識しやすい
・着色されている箇所が小さくても認識に役立つ
・着色がないモノトーンのサインは認識しづらい
■好み
・駅や商業施設ではわかりやすさや遠くからの認識しやすさから、色で性別が示されているサインが好まれる
・オフィスでは駅・商業と比較すると、色の表示がよりさりげないサインの方が好まれる
・色での表示がないサインは、わかりづらさや遠くからの認識のしづらさから好まれない
■トランスジェンダーの意識
・トイレのサインは性別を意図した着色に抵抗を感じる人は少ない
・人の形をした図記号自体への着色より、サイン周辺の壁面などへ着色の方が抵抗を感じる人が少ない
・着色に抵抗はあるものの、他の利用者の利便性を考慮し着色を許容できる人は多い
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色による表示が壁面に広くあり
- 色による表示が人の形をした図記号にあり
(資料提供/TOTO)
※建築のデザイン、建物の利用者の人数、利用者の特性などによりサインの考え方はさまざまです。本調査の結果は1つの参考とお考えください。
パブリックトイレ 2019.03.05
発達障がい者の公共トイレ利用に関するアンケート調査
多目的がない場合、中まで同伴できないので、入り口で信じて待つしかない。もしくは、異性のトイレに周りを気にしながらも一緒に入るしかないこと。 | 保護者(お子様7歳) |
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大便をするのに、身障者トイレに入って介助などをするので、ないと困ります。身障者用に限らず、誰でも利用しやすい同伴用トイレが増えるとありがたいです。 | 保護者(お子様15歳) |
混雑時におとなしく(並んで)待っていることが難しい。保護者が用を足す際にこどもが一緒にトイレの個室に入れないと、外で待っていてもらわねばならない。一刻も早く出ないとどこかへ行ってしまうのでは、と焦りながら用を足す羽目になる。 | 保護者(お子様7歳) |
匂いがきつかったり、暗すぎたり、便器の周りが水気が多くて、泥やトイレットペーパーのカスや芯が散乱していると、どんなに遠くても家まで我慢してしまう。明るくて清潔そうなトイレを見つけることが大変。 | 保護者(お子様21歳) |
流すところが分からずパニック、トイレに人が並んでいるときにパニック。 | 保護者(お子様9歳) |
(操作する)場所を探すのに困る。機械の流水音・手を乾かす機械の風の音・ウォシュレットの機械音が大きくて怖い。閉塞感があるとパニックになる。 | 当事者(35歳) |
トイレを待ってる人の話し声などが気になる。手を洗うところが混んでいたら、誰かが避けてくれるまで何も言えない(できない)。ハンドドライヤーの音がうるさい。 | 当事者(20歳) |
出典:「発達障がい者の公共トイレ利用に関するアンケート調査」TOTO調べ(2019)
パブリックトイレ 2019.01.05
性的マイノリティのトイレ利用に関するアンケート調査
外出先トイレ利用で、トランスジェンダーの感じるストレスのトップは、「トイレに入る際の視線」 (31.1%)でした。
他者の視線を気にせず自由に選択できる場合、トランスジェンダーでも「からだの性に基づくトイレ」を利用したい人も、「性自認にもとづくトイレ」を利用したい人もいました。また、トランスジェンダーはシスジェンダー※2に比べて「多機能トイレ」「男女共用トイレ」の利用意向が高いこともわかりました。
男女別トイレ以外に「性別に関わりなく利用できる広めトイレ」の普及について、トランスジェンダーの85.7%、シスジェンダーの76.0%が賛意を示しました。
トイレサインへのレインボーマークの掲示には、性的マイノリティ当事者でも、意見が分かれる結果となりました。
※2 シスジェンダー:からだの性と同一の性自認を持つ人