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持続可能な世界の実現のために地域に根ざした継続的な活動を支援
第14回「TOTO水環境基金」助成団体を募集

~これまでにのべ249団体※1に対し助成を実施し、助成総額は3億円以上~

※1:同じ団体が複数回の助成を受けている場合を含む

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、第14回「TOTO水環境基金」の助成団体を募集します。応募期間は2018年8月10日(金)~10月20日(土)で、助成総額は約2,550万円を予定しています。

TOTOグループは2005年度に「TOTO水環境基金」を設立し、水にかかわる環境活動に取組む団体への助成を続けています。持続可能な世界の実現のためには、TOTOグループの果たすべき役割である節水技術の追求とともに、地域の事情に精通し、地域を支える団体の活動が欠かせないと考えています。「地域に根ざした活動となりえるか」「一過性の活動ではなく、継続性があるか」を中心に選考を行い、想いを同じくする団体と活動をスタートします。これまで国内40都道府県及び海外14カ国と地域で活動する、のべ249団体に対し助成を実施し、助成総額は3億円を超えました。
また、TOTO水環境基金の助成団体の活動にもTOTOグループ社員がボランティアとして積極的に参加するとともに、一般市民の方々へも参加を呼びかけています。助成期間が終わっても情報交換やボランティア参加などを通じ、助成団体をはじめとする地域の皆様との交流は続いており、年々交流の輪が広がりを見せています。
TOTOは、創立以来「水」に関わる事業を展開してきた企業として、「TOTOグローバル環境ビジョン※2」のもと、地域社会の発展と地球環境の保護に貢献する活動を積極的に推進し、今後も世界で必要とされ続ける会社を目指します。

助成団体の活動紹介 ―地域に根差した継続的な活動を支援―

途上国では、水不足や劣悪な衛生環境により、数多くの人々が命を落としています。また、環境保全、貧困、教育、ジェンダーの平等など様々な課題も引き起こしています。このような途上国の抱える課題解決には、一時的な水まわり器具などの物資や資金などの提供だけでなく、器具の維持管理や仕組みを根付かせるために、継続的に現地を支え、衛生的な生活環境の重要性を伝えていく活動が欠かせません。

団体名 : 認定特定非営利活動法人 ウォーターエイドジャパン
活動地域: 34カ国
【団体紹介・活動概要】
1981年に英国で設立された、水・衛生分野専門のNGO。2030年までにすべての人が安全な水と衛生を利用できることをビジョンとして掲げ、より多くの人々に水・衛生を届けるために2013年に日本法人として設立。インド・テランガナ州では、村水衛生委員会を対象に給水設備の維持管理等に関する研修を実施、住民と連携しながら修復・設置に取り組む体制を構築している。

団体名 : World Assistance for Cambodia and Japan Relief for Cambodia
活動地域: カンボジア
【団体紹介・活動概要】
1993年に設立。カンボジアの貧しい子供や人々の為、教育、保健衛生、農村開発、技術分野を援助しているNGO。内戦で荒廃したカンボジアの復興・再建に協力するために学校で使用できなくなった井戸・トイレの修理、新規設置を進めていくとともに、植樹活動・苗木づくり等を行っている。トイレの必要性・衛生の向上・資源や環境保護の大切さの環境教育を実施している。

選考方法 ―想いを同じくするパートナーを探して―

助成団体の選考にあたっては、TOTOグループ員から選出された選考委員が応募団体の方と面談をし、「水環境にかかわる地域課題を地域の方々と共に解決したい」という想いを伝えています。そのうえで、応募団体の活動の詳細やどのような想いを持って活動されているのかを確認し、「地域に根ざした活動となりえるか」「一過性の活動ではなく、継続性があるか」を中心に選考を行い、想いを同じくする団体と活動をスタートします。

協働 ―地域の一員として共に課題に取り組む―

TOTOグループでは、地球環境に貢献するボランティア活動を「グリーンボランティア」と称し、TOTOグループ社員の参加を促しており、TOTO水環境基金助成団体の活動にもTOTOグループ社員がボランティアとして積極的に参加するとともに、一般市民の方々へも参加を呼びかけています。助成期間が終わっても情報交換やボランティア参加などを通じ、助成団体をはじめとする地域の皆様との交流は続いており、年々交流の輪が広がっています。
また、助成団体のネットワークづくりや活動のステップアップ支援を目的として、「助成団体交流会」を開催しています。2018年3月9日、TOTOミュージアムにおいて、第13回の助成が決まった全10団体の16名とTOTOのグリーンボランティア推進委員・事務局16名の総勢32名が一堂に会して、説明会、助成団体による事例発表、懇親会等、交流を図りました。次回は2019年3月に開催する予定です。
こうした活動は、TOTOグループ社員の社会貢献・地域共生に対する意識の醸成と社会貢献活動へ参画する“きっかけ”となっており、このプログラムを通じた地域とのコンタクトの積み重ねが、TOTOグループと地域社会との共生につながっていくと考えています。

助成金の算出方法―みんなの想いを反映して―

助成金額は、「お客様」に購入いただいた節水商品による節水効果、「株主様」の株主優待制度による寄付、「TOTOグループ社員」によるボランティア活動の参加実績を基に算出し、さらにTOTOがマッチングすることで決定しています。ステークホルダーの皆様の環境貢献へのかかわりが増すほど、「TOTO水環境基金」の助成金が増えていく仕組みです。

これまでの助成実績

応募要項

1.助成の主旨と概要

国内の活動への助成に関しては、最長3年間の複数年助成を採用します。

2.応募資格

・営利を目的としない市民活動団体(法人格の有無や種類を問わない)
・目的や内容が、特定の宗教や政治などに偏っていない団体
・暴力団、暴力団員、暴力団関係者他、反社会的勢力と交際、関係等がない団体
※過去に本基金より助成を受けた団体も応募可能ですが、同一プロジェクトに対しては、最大3年間までと
 させていただきます。但し、助成期間終了後もボランティア参加等で活動の支援を継続します。

3.応募方法

①下記いずれかの方法で応募書を入手してください。
 ● TOTOホームページからダウンロード
  https://jp.toto.com/company/csr/environment/mizukikin/group/index.htm
 ●FAXで郵送を依頼 FAX : 093-951-2718
 [記載項目]郵便番号、住所、団体名、担当者、電話番号

②応募書(所定の書式)のすべての項目にご記入ください。
 記入の際には記入もれや記入ミスがないことを確認してください。
 ※特に金額の誤りにご注意ください。

③前年度の決算書、活動場所が分かる地図を添付し、郵送してください。
 ※応募書を直接ご持参いただいても、受領(受付)いたしません。

4.応募期間

2018年8月10日(金)~10月20日(土)(当日消印有効)

5.応募書類送付先

TOTO株式会社 総務部 総務第二グループ 担当:津田、原
〒802-8601 北九州市小倉北区中島2-1-1
TEL:093-951-2224 / FAX :093-951-2718

6.選考方法

国内・海外それぞれの選考ポイントに基づいて、社内選考委員会にて決定します。
選考の過程で団体へヒアリングに伺うことがあります。
※前回は、応募いただいた40団体のうち10団体(国内6、海外4)に助成しました。

7.選考結果

2019年2月下旬(予定)までに文書で連絡します。
採否の理由に関するお問い合わせには応じかねますので、ご了承ください。
またTOTOホームページにて助成が決定した団体名を掲載します。
※応募書など、提出いただいた書類の差替・返却はいたしません。

8.助成手続

①助成団体交流会(助成決定通知書授与式)への参加
 助成が決定した団体へ交流会の案内をお送りします。各団体2名まで参加可能です。
[日時]2019年3月中旬(予定) [場所]東京都または福岡県北九州市(予定)

②契約書の締結
 助成団体は、TOTO株式会社と契約書を取り交わし、これに基づいて計画を実施していただきます。

③助成金の支払い
 助成期間中、毎年4月末日までに当該年分の助成金を支払います。

④報告書の提出
 助成期間中、半年毎(10月末、4月末)に所定の書式にて報告書を提出いただきます。

ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
以上に関するお問い合わせはこちらまでお願いいたします。
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    閲覧されている日と情報が異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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