ユニバーサルデザインの「今」がわかるコラムホッとワクワク+(プラス)
TOTOx日経デザインラボのコラムです。
TOTOx日経デザインラボのコラムです。
TOTO汐留ビルディング オフィスにて
vol.22 インタビュー企画生活とデザインの関わりを再考する2
TOTO汐留ビルディング オフィスにて
「生活とデザインの関わりを再考する」その2では、
今後のデザインの役割について、広くお話を伺いました。
進行する少子高齢化を前提に、
ユニバーサルデザインに求められるものとは何でしょうか?
日本のビジネスが国際競争力を持つために、
デザインはどのようなサポートができるのでしょうか?
デザインの未来を感じさせるインタビューをお楽しみください。
身体に合わせ変えられるのが今後のユニバーサルデザイン
モノの快適は機能と”空気感”が生み出す
日経デザイン編集長 丸尾弘志氏(以下、丸尾)
プロダクトデザイナー 廣田尚子氏(以下、廣田)
丸尾弘志氏日経デザイン新編集長。1998年国際基督教大学卒。同年日経BP社に入社、日経システムプロバイダ記者。2001年に日経デザインに配属後、パッケージデザインのリサーチやブランディング、知的財産、新素材開発にまつわる取材を行う。2014年現職。主な著書に「パッケージデザインの教科書」「売れるデザインの新鉄則30」など
「こと」のデザインがビジネスもサポートする
廣田尚子 氏ヒロタデザインスタジオ代表。女子美術大学教授、多摩美術大学客員教授、グッドデザイン賞審査委員、東京ビジネスデザインアワード審査委員長。1990年東京芸術大学卒業後、GKプランニング&デザインを経て1997年にヒロタデザインスタジオ設立。1998年、オリジナルブランドを発表。ブランドの立ち上げから企画、デザイン、製造、プロモーション、販売など製品ビジネスに関わるソルーションを総合的にディレクションする
ヒロタデザインスタジオ
廣田氏が独立後に立ち上げたオリジナルブランド「naoca」の旅行用スリッパ、「One Piece Slippers」。1枚の生地を裁断して二つ折りにし、先端を縫製しただけのシンプルなつくり。素材はフェルト、牛革などがある(写真:ヒロタデザインスタジオ)
廣田氏が「こと」のデザインの授業の際に使用する図。ことのデザインの概念を示している
同じく廣田氏が「こと」のデザインの授業の際に使用する図。デザインする際の考え方の順序を記している。バリューチェーンとは価値連鎖を意味
写真/鈴木愛子(特記以外) 構成・文/介川亜紀 監修/日経デザイン 2014年6月20日掲載
※『ホッとワクワク+(プラス)』の記事内容は、掲載時点での情報です。