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第13回「トイレ川柳」結果発表
―ネオレスト賞(最優秀賞)―
「間に合ったこんな幸せありますか?」

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、第13回「トイレ川柳」の入選作品ネオレスト賞[1句]/Water Style賞[1句]/仲畑貴志賞[3句]/キッズ賞[3句]/優秀賞[12句]/佳作[20句])を決定しました。

2017年6月16日から8月16日までの期間、トイレにまつわる川柳を募集し、自宅や勤め先、まちなかのトイレでの失敗談・面白話など、エピソードや想いを詠んだ句26,338句が集まりました。ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」のコピーライター・仲畑貴志氏に選考いただいた結果、最優秀賞であるネオレスト賞には「間に合ったこんな幸せありますか?」が選ばれました。また、今回から新設した仲畑貴志賞では「どの椅子も君に比べちゃお粗末さ」「あの時に 行っておけばと 思う時」「水の音顔が戦士にまた戻り」が選ばれました。

トイレ川柳は毎年幅広い年代の方から応募があり、13回の累計での応募総数は約32万句になりました。ぎりぎりでトイレに間に合ったなど誰もが1度は経験したことのある内容や、トイレが憩いの場所になっていることなどを詠んだ句は時代に関わらず応募があります。近年の傾向としては、日本を代表するトイレ技術に驚く句が増加しています。

受賞20句(佳作以外)については、トイレットペーパー型川柳集『第13回トイレ川柳大賞』(予定価格:税込¥350)に掲載し、2017年11月10日(トイレの日)にTOTO出版より発行予定です。

受賞作品

()内は雅号(ペンネーム)

ネオレスト賞(最優秀賞) ……… 1句

Water Style賞 ……… 1句

仲畑貴志賞 ……… 3句

キッズ賞 ……… 3句

優秀賞 ……… 12句

佳作 ……… 20句

仲畑貴志氏選評

今回から仲畑貴志賞が新設されました。選者個人の責任で選ぶ賞と言うぐらいに考えております。お茶目な句や、笑える句で、極端な表現を評価できると言う良さがあります。その結果選ばれた仲畑賞は「どの椅子も君に比べちゃお粗末さ」(便座が暖かくなるだけでもすごいですよね)、「あの時に 行っておけばと 思う時」(とくに旅に出ると痛感します)、「水の音顔が戦士にまた戻り」(トイレでは無防備になれるね)。
最高賞であるネオレスト賞は「間に合ったこんな幸せありますか?」(ホントに、よーくわかります)
子供たちの視点であるキッズ賞は「かえり道ガマンとたたかう二年生」(これも、よーくわかります)
以上、別々に選んだ結果、便意ネタが三つの賞に並びました。やはり、実感と共感を得やすいテーマは強いですね。ここで興味深いのは、同じネタでも詠む人によって、これだけ表現が変わるところです。ネオレスト賞の句は結果、仲畑貴志賞の句は後悔、キッズ賞ではトイレに至るプロセスを詠んでいます。このように視点を変えるだけでさまざまな思いが表出する。こさえる人の数だけ句には表情がある。川柳の面白いところですね。

仲畑貴志
コピーライター・東京コピーライターズクラブ会長


1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピーライター。
代表作に、ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」や「ココロも満タンに、コスモ石油」など。毎日新聞の人気コーナー「仲畑流万能川柳」の選者としても知られる。

応募者の傾向

ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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