ニュースリリース

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トイレによる健康管理・見守りサービスで
「IoTセキュリティ基盤」のフィールド実証実験に参画

~トイレから得られる情報の、安心・安全な活用をめざして~

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:庄司 哲也、以下 NTT Com)および株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(本社:東京都港区、社長:田中 基夫、以下 NTTPC)が総務省から受託した「IoTセキュリティ基盤を活用した安心安全な社会の実現に向けた実証実験」(以下 本実証実験)の一環として実施されるフィールド実証実験に、「スマートホーム分野」で2017年12月より参画します。

近年、急速に普及が進んでいるIoT(Internet of Things)は、あらゆる「モノ(Things)」がインターネットにつながり、情報のやりとりをすることで、新たな付加価値を生み出すというものです。一方、サイバー攻撃は年々巧妙化しており、IoTデバイスを通したシステム全体への影響が懸念されています。

こうした状況を踏まえて実施される本実証実験は、NTT ComおよびNTTPCが検討する「IoTセキュリティ基盤」を活用し、IoTデバイスから接続する際の認証や暗号化、IoTデータの管理、分析、問題が生じた際の原因の特定と対策について、複数の分野で実証・検討を行い、今後の「IoTセキュリティ基盤」の普及に向けた課題の整理や提言を行うものです。

TOTOは、上記実証実験の「スマートホーム分野の実証」に参画します。TOTOが研究を進めている各種センサーおよびIoT通信デバイスを搭載したトイレにより、未病状態の把握や介護を要する高齢者の状態把握に役立つ情報を収集し、利用者へレポーティングすることで、健康維持などに役立つシステムを検討します。首都圏および福岡県の介護施設に研究段階のトイレを設置し、施設利用者に実際に利用いただくことで、実証・検証を行います。

TOTOは、本実証実験に参画することで、トイレから得られる情報を安心・安全に活用する目途を立て、トイレによる健康管理や見守りサービス実現に向けた課題解決に取り組んでまいります。

※未病とは、健康と病気を2つの明確に分けられる概念として捉えるのではなく、心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化するものと捉え、このすべての変化の過程を表す概念です(「ME-BYOサミット神奈川2017」ウェブサイトより引用)

ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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