TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)が運営するTOTOミュージアム所蔵の「光電センサー内蔵自動水栓」が、一般社団法人建築設備技術者協会(JABMEE、会長:野部達夫)より、平成29年度「建築設備技術遺産」に認定されました。
今回認定されたTOTOミュージアム所蔵の「光電センサー内蔵自動水栓」は、パブリックトイレの洗面所に求められる要件である節水・衛生性(非接触)を実現し、パブリックトイレでの普及のきっかけとなった光電センサー内蔵型の自動水栓です。このたびの建築設備技術遺産としての認定は、その後の光電センサーや駆動部の技術進歩の原点となり、今やパブリックトイレ洗面所への設置だけでなく、家庭用水栓への流用など大きく影響をおよぼした水栓金具であることから、建築設備として価値ある製品と認められたことによるものです。今回の受賞は2012年、2014年、2016年に続き4回目となります。
TOTOミュージアムは、2015年8月28日に開館して以来、数多くのお客様に来館いただき、開館1年8ヵ月で来館者総数15万人を突破しました。同館が所蔵する「光電センサー内蔵自動水栓」は、第2展示室パブリック展示コーナーに常設展示しています。
今回認定されたTOTOミュージアム所蔵の「光電センサー内蔵自動水栓」は、パブリックトイレの洗面所に求められる要件である節水・衛生性(非接触)を実現し、パブリックトイレでの普及のきっかけとなった光電センサー内蔵型の自動水栓です。このたびの建築設備技術遺産としての認定は、その後の光電センサーや駆動部の技術進歩の原点となり、今やパブリックトイレ洗面所への設置だけでなく、家庭用水栓への流用など大きく影響をおよぼした水栓金具であることから、建築設備として価値ある製品と認められたことによるものです。今回の受賞は2012年、2014年、2016年に続き4回目となります。
TOTOミュージアムは、2015年8月28日に開館して以来、数多くのお客様に来館いただき、開館1年8ヵ月で来館者総数15万人を突破しました。同館が所蔵する「光電センサー内蔵自動水栓」は、第2展示室パブリック展示コーナーに常設展示しています。
光電センサー内蔵自動水栓について
建設設備技術遺産 認定第30号
TOTOミュージアム所蔵の「光電センサー内蔵自動水栓」
品番:TEL2B
発売期間:1984年~1990年
■開発の経緯
1960年代から、各地で渇水になるケースが頻発し、市場では節水器具が求められるようになった。また、ウォシュレットをはじめとしたエレクトロニクスの進化と共に、小型の光電センサーが開発され、非接触による衛生性と節水が求められるパブリックトイレでは小便器や大便器の自動洗浄化の普及とともに洗面・手洗用水栓としても、自動化を普及すべく、水栓本体に光電センサーを組み込んだ自動水栓が開発された。
TOTOミュージアム所蔵の「光電センサー内蔵自動水栓」
品番:TEL2B
発売期間:1984年~1990年
■開発の経緯
1960年代から、各地で渇水になるケースが頻発し、市場では節水器具が求められるようになった。また、ウォシュレットをはじめとしたエレクトロニクスの進化と共に、小型の光電センサーが開発され、非接触による衛生性と節水が求められるパブリックトイレでは小便器や大便器の自動洗浄化の普及とともに洗面・手洗用水栓としても、自動化を普及すべく、水栓本体に光電センサーを組み込んだ自動水栓が開発された。
製品特長
- 光電センサーが感知すると自動的に吐水、感知しなくなると止水し、小まめな水の出し止めが可能となるので節水が図れる。また水栓の閉め忘れによる水の出しっ放しの無駄がなくなる。
- 今まで当たり前に操作していた水栓のハンドルに触れずに吐水できるので操作が簡単で、しかも衛生的。水栓金具周辺が水で濡れることが少なくなり、清掃が楽になる。
- 光電センサーが0.1秒以上感知しないと吐水しない(誤感知対策)ことや、感知したままでも約1分後に自動止水する機能などを光電センサーのソフトに組入れた安心設計である。
自動水栓は現在ではパブリック空間だけでなく一般の住宅にも普及してきました。その初期の商品の現物がTOTOミュージアムに保存されていたことが、今回の認定につながりました。
建築設備技術遺産について
一般社団法人 建築設備技術者協会(http://www.jabmee.or.jp/)が2012(平成24)年度より、建築設備分野に係わる「技術」と「技術者の歴史的な足跡を示す具体的な事物・資料」を「建築設備技術遺産」として認定する制度で、建築設備技術者が係わってきた、建築設備分野の技術および設備関連情報とそれを建物に収めてきた技術を次世代に伝える必要のある大切な遺産として認定するものです。
「建築設備技術遺産」とは、建築設備のうち、空調・衛生・電気・搬送の4領域に関する技術と、技術者の歴史的な足跡を示す具体的な事物・資料であって、
「建築設備技術遺産」とは、建築設備のうち、空調・衛生・電気・搬送の4領域に関する技術と、技術者の歴史的な足跡を示す具体的な事物・資料であって、
- 建築設備技術の進歩・発展において重要な成果を示したもの
- 生活、経済、社会、地球環境、技術教育に貢献した、または当時を反映する技術遺産である建築設備技術のいずれかに合致するものです。
TOTOミュージアムについて
TOTOミュージアムは、2017年に迎える創立100周年記念事業として開設した、水まわりの文化や歴史をご覧いただけるミュージアムです。2015年8月28日の開設以来、数多くのお客様に来館いただき、開館1年8ヵ月で来館者総数が15万人を突破しました。
TOTOミュージアム
開館時間・・・・・10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休 館 日・・・・・月曜・年末年始・夏期休暇
入 館 料・・・・・無料 ※団体要予約(20名以上)
お問合せ先・・・TEL:093-951-2534
所 在 地・・・・・福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
ウェブサイト・・http://www.toto.co.jp/museum
開館時間・・・・・10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休 館 日・・・・・月曜・年末年始・夏期休暇
入 館 料・・・・・無料 ※団体要予約(20名以上)
お問合せ先・・・TEL:093-951-2534
所 在 地・・・・・福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
ウェブサイト・・http://www.toto.co.jp/museum