TOTOギャラリー・間は、2020年1月に開催し、反響が高かった増田信吾+大坪克亘展を、
「TOTOギャラリー・間 北九州巡回展 増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」として、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)にて、2021年11月16日(火)~2022年3月6日(日)の会期で開催します。
増田信吾氏と大坪克亘氏は、建築家の登竜門と呼ばれる第32回「吉岡賞」他を受賞し、注目されている若手建築家ユニットで、九州で初めての個展となります。
「TOTOギャラリー・間 北九州巡回展 増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」として、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)にて、2021年11月16日(火)~2022年3月6日(日)の会期で開催します。
増田信吾氏と大坪克亘氏は、建築家の登竜門と呼ばれる第32回「吉岡賞」他を受賞し、注目されている若手建築家ユニットで、九州で初めての個展となります。
新型コロナウイルスの感染症拡大を受け、TOTOミュージアムにおきまして、お客様および当社従業員の健康と安全を第一に配慮し、TOTOミュージアム内での混雑と濃厚接触の回避を目的とした防止策を実施しております。詳細は、TOTOミュージアムウェブサイト(https://jp.toto.com/museum)をご参照ください。
展覧会概要
TOTOギャラリー・間は、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)での巡回展として、独自性に富んだ建築作品を生み出している若手建築家ユニット 増田信吾+大坪克亘の個展「それは本当に必要か。」を開催いたします。
たった1枚の住宅の塀から設計活動を始めたふたりは、その後、初期の代表作「躯体の窓」や「第32回吉岡賞」を受賞した「リビングプール」により高い評価を受け、建築界の注目を集めました。
彼らは、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体、基礎といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示します。その際、そこで営まれる生活や周辺環境に対しても細やかな「観察」と「診断」をおこない、場に大きく寄与する対象を見極めて設計すべき「計画」へと導いて行きます。その行為からは、恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合おうとする、ふたりの設計に対する純粋な姿勢がうかがえます。その過程を経ているからこそ、周囲と溶け込みながらも強い存在感を与える彼らの建築は、私たちの既成概念をくつがえし、日頃見慣れた風景が一変する新鮮な感動を与えてくれるのです。
本展覧会では、「躯体の窓」「リビングプール」など増田信吾+大坪克亘の初期の代表作から「始めの屋根」「つなぎの小屋」「goodoffice品川」などの近作までの設計過程を、模型や図解により紹介します。
7つの模型が点在する原っぱのようなギャラリースペースは、まるで彫刻庭園を散策するかのように、訪れる人にやすらぎの時を与えてくれるでしょう。そして、彼らがその場をどう読み解いて何をつくったのかを、感じとっていただけることでしょう。
TOTOギャラリー・間
たった1枚の住宅の塀から設計活動を始めたふたりは、その後、初期の代表作「躯体の窓」や「第32回吉岡賞」を受賞した「リビングプール」により高い評価を受け、建築界の注目を集めました。
彼らは、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体、基礎といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示します。その際、そこで営まれる生活や周辺環境に対しても細やかな「観察」と「診断」をおこない、場に大きく寄与する対象を見極めて設計すべき「計画」へと導いて行きます。その行為からは、恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合おうとする、ふたりの設計に対する純粋な姿勢がうかがえます。その過程を経ているからこそ、周囲と溶け込みながらも強い存在感を与える彼らの建築は、私たちの既成概念をくつがえし、日頃見慣れた風景が一変する新鮮な感動を与えてくれるのです。
本展覧会では、「躯体の窓」「リビングプール」など増田信吾+大坪克亘の初期の代表作から「始めの屋根」「つなぎの小屋」「goodoffice品川」などの近作までの設計過程を、模型や図解により紹介します。
7つの模型が点在する原っぱのようなギャラリースペースは、まるで彫刻庭園を散策するかのように、訪れる人にやすらぎの時を与えてくれるでしょう。そして、彼らがその場をどう読み解いて何をつくったのかを、感じとっていただけることでしょう。
TOTOギャラリー・間
展覧会詳細
展覧会名(日):TOTOギャラリー・間 北九州巡回展
増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。
展覧会名(英):TOTO GALLERY・MA Traveling Exhibition in Kitakyushu
Shingo Masuda + Katsuhisa Otsubo: Is It Truly Necessary?
会 期:2021年11月16日(火)~2022年3月6日(日)
開 館 時 間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日:月曜日・年末年始[2021年12月27日(月)~2022年1月4日(火)]
*状況に応じ、会期・開館時間等は変更になる可能性があります。
入 場 料:無料
会 場:TOTOミュージアム 〒802-8601福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
TEL:093-951-2534 https://jp.toto.com/museum
【バス】JR小倉駅小倉城口の小倉駅バスセンターから約15分
「貴船町」バス停下車
【北九州モノレール】香春口三萩野駅南口下車、国道3号線を到津側に徒歩約10分
主 催:TOTOギャラリー・間/TOTOミュージアム
企 画:TOTOギャラリー・間運営委員会
(特別顧問=安藤忠雄、委員=千葉 学/塚本由晴/セン・クアン/田根 剛)
後 援:(一社)日本建築学会九州支部/(公社)日本建築家協会九州支部/
(公社)福岡県建築士会/(一社)福岡県建築士事務所協会
協 力:thorns D&C、井口雄介、オンデルデリンデ、永井杏奈
増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。
展覧会名(英):TOTO GALLERY・MA Traveling Exhibition in Kitakyushu
Shingo Masuda + Katsuhisa Otsubo: Is It Truly Necessary?
会 期:2021年11月16日(火)~2022年3月6日(日)
開 館 時 間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日:月曜日・年末年始[2021年12月27日(月)~2022年1月4日(火)]
*状況に応じ、会期・開館時間等は変更になる可能性があります。
入 場 料:無料
会 場:TOTOミュージアム 〒802-8601福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
TEL:093-951-2534 https://jp.toto.com/museum
【バス】JR小倉駅小倉城口の小倉駅バスセンターから約15分
「貴船町」バス停下車
【北九州モノレール】香春口三萩野駅南口下車、国道3号線を到津側に徒歩約10分
主 催:TOTOギャラリー・間/TOTOミュージアム
企 画:TOTOギャラリー・間運営委員会
(特別顧問=安藤忠雄、委員=千葉 学/塚本由晴/セン・クアン/田根 剛)
後 援:(一社)日本建築学会九州支部/(公社)日本建築家協会九州支部/
(公社)福岡県建築士会/(一社)福岡県建築士事務所協会
協 力:thorns D&C、井口雄介、オンデルデリンデ、永井杏奈
展覧会コンセプト
それは本当に必要か。
Is It Truly Necessary?
最初の設計は、住宅の塀だった。家の境界を成す1枚の壁によって、僕たちのそれまでの建築の価値観は一変した。10m足らずの壁が、切実でありながら、人の生活と庭の植生、街並みを巻き込んでいった。それは、その家の暮らしとその界隈にとって、最も設計するべき前提に思えた。これ以降、自分たちの思い描いたものをかたちづくるための設計はしていない。では、何を設計するのか。
この展覧会では、これまでの実践において、それぞれどのように設計されるべきことを発見し、状況の中に定着させてきたかを整理してみる。
その場に根本的な影響を与えられる仕組みが設計されることにこそ価値はある。異なる場の成り立ちがぶつかる境界上や、窓や基礎や軒といった部分、見過ごされがちな細かな気付きに、その価値の源が潜んでいたりする。
外側まで大きく視野を広げること、そして目を凝らすことを同時に重ねることで、本当に必要なものは何か、を改めて考える。
増田信吾+大坪克亘
Is It Truly Necessary?
最初の設計は、住宅の塀だった。家の境界を成す1枚の壁によって、僕たちのそれまでの建築の価値観は一変した。10m足らずの壁が、切実でありながら、人の生活と庭の植生、街並みを巻き込んでいった。それは、その家の暮らしとその界隈にとって、最も設計するべき前提に思えた。これ以降、自分たちの思い描いたものをかたちづくるための設計はしていない。では、何を設計するのか。
この展覧会では、これまでの実践において、それぞれどのように設計されるべきことを発見し、状況の中に定着させてきたかを整理してみる。
その場に根本的な影響を与えられる仕組みが設計されることにこそ価値はある。異なる場の成り立ちがぶつかる境界上や、窓や基礎や軒といった部分、見過ごされがちな細かな気付きに、その価値の源が潜んでいたりする。
外側まで大きく視野を広げること、そして目を凝らすことを同時に重ねることで、本当に必要なものは何か、を改めて考える。
増田信吾+大坪克亘
建築家プロフィール
増田信吾+大坪克亘 ますだしんご・おおつぼかつひさ
Shingo Masuda + Katsuhisa Otsubo
2007年に増田信吾(1982年生まれ)は武蔵野美術大学を卒業、大坪克亘(1983年生まれ)は東京藝術大学を卒業し、増田信吾+大坪克亘を共同主宰。増田信吾は2019年より明治大学特任准教授。主な作品に「躯体の窓」(2014)、「リビングプール」(2014)、「始めの屋根」(2016)、「街の家」(2018)、「つなぎの小屋」(2018)、「庭先のランドマーク」(2019)など。
主な受賞にAR Emerging Architecture Awards大賞(2014)、第32回吉岡賞(2016)などがある。
主な受賞にAR Emerging Architecture Awards大賞(2014)、第32回吉岡賞(2016)などがある。
関連書籍
『Adaptation 増田信吾+大坪克亘作品集』
著者:増田信吾+大坪克亘
定価:本体3,300円(本体3,000円+税10%)
発行:2020年1月
体裁:A4判変型(247×200㎜)、上製、176頁、和英併記
発行所:TOTO出版(TOTO株式会社)
書籍紹介:
https://jp.toto.com/publishing/detail/A0383.htm
お問い合わせ:
TEL:03-3402-7138
https://jp.toto.com/publishing
著者:増田信吾+大坪克亘
定価:本体3,300円(本体3,000円+税10%)
発行:2020年1月
体裁:A4判変型(247×200㎜)、上製、176頁、和英併記
発行所:TOTO出版(TOTO株式会社)
書籍紹介:
https://jp.toto.com/publishing/detail/A0383.htm
お問い合わせ:
TEL:03-3402-7138
https://jp.toto.com/publishing