第17回「トイレ川柳」結果発表
―ネオレスト賞(最優秀賞)―
「トイレから 立ち上がるまた 生きていく」

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)は、第17回「トイレ川柳」の入選
作品(ネオレスト賞(最優秀賞)[1句]/優秀賞[9句]/ほっとする・笑える賞[1句]/仲畑貴志賞
[3句]/キッズ賞[3句]/ 中学生・高校生賞[3句]/佳作[20句])を決定しました。

2021年6月21日から8月23日までの期間、トイレにまつわる川柳を募集し、35,307句が集まりました。 計17回での累計応募総数は約45万句になります。

第1回目より「トイレ川柳」の審査員を務め、初代ウォシュレット※1の発売キャンペーン広告
「おしりだって、 洗ってほしい。」のコピーライター・仲畑貴志氏に選考いただいた結果、

ネオレスト賞(最優秀賞)には 「トイレから 立ち上がるまた 生きていく」 が選ばれました。
また、日常のほっとした出来事や思わず笑ってしまった 出来事をテーマにした句 「ほっとする・
笑える賞」には 「フタ開いて 後ずさりして 感心す」 が選ばれました。自由な外出が難しい日々の中で、「トイレ」が日常のほっとしたり、安心したり、一人になれる身近な場所として映し出されている句が多く、様々な生活シーンを切り取って豊かに表現されています。

受賞20句(佳作以外)については、トイレットペーパー型川柳集『第17回トイレ川柳大賞』(予定価格:税込¥350)に掲載し、2021年11月10日(いいトイレの日)にTOTO出版より発行予定です。
※1:「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。

受賞作品

ネオレスト賞(最優秀賞)[1句]/優秀賞[9句]/ほっとする・笑える賞[1句]/仲畑貴志賞[3句]

キッズ賞[3句]/ 中学生・高校生賞[3句]/佳作[20句]

*川柳・雅号(ペンネーム)の表記はすべて、応募者の表記通りです。
*作品の著作権は、TOTO株式会社に帰属しています。無断での転載使用はご遠慮ください。

上記の結果一覧はTOTOウェブサイトでも公開しています。 TOTOウェブサイト:https://jp.toto.com/senryu/

仲畑貴志氏選評

今年のTOTOトイレ川柳は、コロナ禍での心の晴れない日々を少しでも明るくと願い「ほっとする
川柳、笑える川柳」をテーマとしました。その、ほっとする笑える賞は重田愛子さんの「フタ開いて後ずさりして感心す」に決定。 誰にもある初めての遭遇、初めての体験を表現しています。まず「後ずさり」する。そのしぐさに、思わず笑みを浮かべる。目に浮かぶような所作につづいて、「感心す」と落とすところが絶妙ですね。
最優秀賞は、だら子さんの「トイレから立ち上がるまた生きていく」。健康なリズムでの生活なら、人はみな、日に1度はトイレに腰を下ろします。これ、世界中で、毎日、365日、77億9千5百万人(総務省統計局・世界の統計2021)がやっている。凄いと思いませんか?荘厳ともいえる。
そして、みなそれぞれの思いで立ち上がる。明日を、もっと良くしようという前向きな思いで。
自粛という中で、おのずと生活が固くなる時に、何でもいいから表現するといいですよ。絵を描く、粘土をいじる、日記をつづる、もちろん川柳も。とくに川柳は約束事の少ない表現ですから、どなたでも入りやすい。フト脳裏に浮かんだつぶやきを575で表現する。想いを体から吐き出すと、心も体も、ちょいと軽くなるようですよ。

仲畑貴志
仲畑貴志
コピーライター

1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピー
ライター。
代表作に、ウォシュレットの発売キャンペーン広告
「おしりだって、洗ってほしい。」や「ココロも満タンに、コスモ石油」など。毎日新聞の人気コーナー
「仲畑流万能川柳」の選者としても知られる。

応募者の傾向

今年で17回目を迎えたトイレ川柳は毎年子どもから大人まで、幅広い年代の方から応募があります。年代別では、20~40代は女性、50代以上は男性の応募比率が高く、全体を通して30代女性の割合が一番多くなりました。おかげさまで計17回での累計応募総数は、約45万句になりました。

応募者の傾向

新共通価値創造戦略 TOTO WILL2030
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