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アジア包装連盟「アジアスター2018(2017年度)」コンテストで
「段ボールのバネ性を利用した"潰れない"緩衝仕切」がアジアスター賞を受賞

~アジアスター賞は5年連続、通算17点目の受賞~

ダンボールのバネ性を利用した“潰れない”緩衝仕切
(緩衝部分が潰れて復元する様子)
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)の、ウォシュレット(※1)用ダンボール包装材「段ボールのバネ性を利用した“潰れない”緩衝仕切」が、アジア包装連盟(APF:Asian Packaging Federation)主催の「アジアスター2018」コンテストにおいて、「アジアスター賞」を受賞しました。 TOTOは2000年から日本パッケージングコンテストを始めとする包装コンテストで受賞しており、「アジアスター賞」は5年連続、通算17点目の受賞となります。
今回受賞した「段ボールのバネ性を利用した“潰れない” 緩衝仕切」は、ウォシュレット製品と内外装兼用箱の間に配置する緩衝材で、段ボールを折ることで実現する“バネ”のような反発(バネ性)でさまざまな衝撃を緩衝します。さらに変形しても弾性により元に戻ろうとする段ボールの特徴を活かし、段ボール緩衝材の最大の弱点である「一度緩衝すると潰れてしまい機能を失う」点を克服した画期的な緩衝仕切です。また、この緩衝材は内外装兼用箱全体での耐圧縮荷重に対し、補強する役割も担っています。
アジアスターコンテストは、各国で審査評価を受けた優秀作品が集う国際的なパッケージに関するコンテストです。保護性・保存性、使いやすさ、環境面への配慮、地域適応性などを競いながら、優れたパッケージとその技術を開発・普及させることを目的としています。
TOTOは、より少ない資源で高い包装品質を目指し、自社で包装設計を行っています。今後も「TOTOグローバル環境ビジョン(※2)」のもと、省資源化・省力化を実現する適正包装を追求し続けます。

※1:「ウォシュレット」はTOTOの登録商標です

「段ボールのバネ性を利用した“潰れない”緩衝仕切」について

「段ボールのバネ性を利用した“潰れない”緩衝仕切」は、ウォシュレット製品と内外装兼用箱の間に配置する緩衝材(右図赤枠部)です。
製品を落下させてしまった際、角筒に形成された部分が潰れることで製品を保護します。さらに、この部分は段ボールの弾性により復元するため、段ボール緩衝材の最大の弱点である「一度緩衝すると潰れてしまい機能を失う」点を克服しています。また、この緩衝材は内外装兼用箱全体での耐圧縮荷重に対し、補強する役割も担っています。

受賞経緯

公益社団法人日本包装技術協会が主催する「日本パッケージングコンテスト」で入賞した作品は、今回の「アジアスターコンテスト」と、世界包装機構(WPO:World Packaging Organisation)が主催する「ワールドスターコンテスト」への出品資格が得られます。
本包装は、日本パッケージングコンテストの「ジャパンスター賞(経済産業省製造産業局長賞)」を受賞しています。

TOTOの「アジアスター賞」「ワールドスター賞」の受賞歴

【参考サイト】
World Packaging Organisation(世界包装機構)…………… http://www.worldpackaging.org/
Asian Packaging Federation(アジア包装連盟)…………… http://www.asianpackaging.org/
公益社団法人 日本包装技術協会 ……………………………………… http://www.jpi.or.jp/

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