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2011ー
2005-2001
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2011ー
小泉誠講演会 と/to
2005年10月28日
小泉誠講演会「と/to」レポート
レポーター=内田みえ
さまざまな「暮らしの道具」をつくってきた小泉誠さん。今回の展覧会「Ku Ra Si Go To」は、小泉さんのこれまでの仕事の集大成であるとともに、新たなスタート=小泉流建築手法の...
空間術講座19 佐々木睦朗展併催 建築と構造のディスクール
2005年6月8日
第1回「ゆるやかな構築性について」
ゲスト講師=伊東豊雄
レポーター=ヨコミゾマコト
自由曲面シェルに関する理論と実践を語る佐々木睦朗さんには“マスター”という称号が相応しい。ロールプレイングゲームのキャラクターのように聞こえるかもしれないが、事象を意のままに自由に...
空間術講座19 佐々木睦朗展併催 建築と構造のディスクール
2005年6月8日
第2回「身体性について」
ゲスト講師=SANAA/妹島和世+西沢立衛
レポーター=佐藤淳
佐々木睦朗さんは木村俊彦構造設計事務所の大先輩。SAPSとしても、同じく木村事務所の先輩である池田昌弘さん、久米弘記さんなどツワモノを擁している。私は木村事務所の一番最後の弟子だか...
空間術講座19 佐々木睦朗展併催 建築と構造のディスクール
2005年6月8日
第3回「リダンダンシーについて」
ゲスト講師=磯崎新
レポーター=難波和彦
僕の担当は磯崎新さんがゲストである第3回のレポートだが、佐々木さんが3組4人の建築家とどのような対話を展開するのかに興味を持ったので、すべての回に参加した。ここでは全3回の対談を概...
阿部仁史講演会
2005年4月22日
境界面に立ち上がるやわらかい建築
レポーター=西澤高男
レクチャーは、1枚のゾウの画像から始まった。それは、阿部氏の世界の捉え方についての原則を提示する。5人の盲人がゾウの各部分に触れることで、その姿を様々に捉えるという逸話がある。足を...
空間術講座18 阿部仁史展併催 身体
2005年4月8日
第1回「情報技術時代の身体」
ゲスト=山中俊治
ナビゲーター=本江正茂
レポーター=本江正茂
「情報技術時代の身体」というタイトルには誰しも既視感を感じるであろう。もちろん、ヴァルター・ベンヤミンの古典的著作『複製技術時代の芸術』と同形だからである。今日の情報技術においては...
空間術講座18 阿部仁史展併催 身体
2005年4月8日
第2回「リアリティとしての身体」
ゲスト=斎藤環
ナビゲーター=小野田泰明
レポーター=小野田泰明
建築において主役であった「形態」は、流動化する現代社会の中では否応なく後景に退き、前景には「空間」が押し出されつつある。けれども、そもそも「空」である「空間」は、それを充填し、実態...
空間術講座18 阿部仁史展併催 身体
2005年4月8日
第3回「自然としての身体」
ゲスト=藤森照信
ナビゲーター=南泰裕
レポーター=南泰裕
ポール・ヴァレリーはかつて、「身体に関する素朴な考察」という覚え書きの中で、われわれはひとりひとり、4つの身体を持っているのだ、と語っている。ヴァレリーはここで、われわれに所属して...
空間術講座18 阿部仁史展併催 身体
2005年4月8日
第4回「来るべき身体」
ゲスト=小谷真理
ナビゲーター=五十嵐太郎
レポーター=五十嵐太郎
連続シンポジウムの第4回「来るべき身体」において討議されたのは、現代のテクノロジーというよりも、SF的な想像力において、どのような身体イメージが描かれているか、だった。ゲストの小谷...
空間術講座17 原広司展併催 空間の文法1・2・3
2004年12月18日
抽象の場所からの一時帰還
ゲスト講師=隈研吾、藤井明
レポーター=樫原徹
原広司氏による「空間の文法」は集合論や位相空間論のコンセプトにより現象としての都市/建築空間を記述する試みである。1997年にGA紙上の連載から始まった作業は連載終了後の現在も進行...
空間術講座17 原広司展併催 空間の文法1・2・3
2004年12月18日
「見る」ことを見るために――記号の「見方」としての「記号場」
ゲスト講師=小嶋一浩、門内輝行
レポーター=藤村龍至
この日、ギャラリー・間空間術講座17「空間の文法」の第2回目が行われた。原氏に加え、原研究室出身の門内輝行氏、小嶋一浩氏がゲストである。壇上の門内氏は原氏にとって「記号学の先生」な...
空間術講座17 原広司展併催 空間の文法1・2・3
2004年12月18日
出来事をつづり、世界をつくる
ゲスト講師=植田実、服部岑生
レポーター=三浦丈典
もう10年くらい前かな、大学で泊まり込みで作業をしていたら、夜中に向かいの研究室から突然石山修武さんがのらりとやってきて、長々とからまれ、いや、お説教していただいた。その内容はとい...
講演会/対談:大江健三郎+原広司 離散性(ディスクリートネス)について
2004年12月15日
持続的に深められた構想と信頼
レポーター=今村創平
12月中旬のある夕方、東京、津田ホールにて建築家原広司と小説家大江健三郎の対談が行われた。当初、この企画は原広司一人の講演会として予定されていたのだが、大江健三郎の快諾により急遽対...
アンジェロ・マンジャロッティ講演会
2004年9月11日
現実から決して目を離してはいけない
レポーター=伏見佳子
マンジャロッティ氏といえば、今年83歳を迎えるイタリア建築界の重鎮である。講演会の前半は、これまでのご自身の歴史を綴った。お菓子屋さんに生まれ育った自分が、子供の頃、菓子工場の作業...
西沢大良講演会
2004年6月5日
カタチとアクティビティ
レポーター=日埜直彦
これまでに手がけてきた作品を一つ一つ紹介する今回の西沢氏のレクチャーは、正しくオーソドックスなものであった。日本人建築家のレクチャーとして、これは異例なことである。一般に建築に付さ...
承孝相+張永和講演会
2004年2月28日
建築をつくりながら
レポーター=林憲吾
講演開始間際の会場に滑り込み、今回の展覧会に合わせて出版された作品集『承孝相・張永和 Works:10x2』を手に着席するや否や、パラッとめくり、ぎくりとする。「国境が消える」の文...
シンポジウム:無印良品の位置
2003年9月27日
デザインの原型
レポーター=河内一泰
「無印良品の位置」と題されたシンポジウムは、現在の無印良品の核となる3人のデザイナーによって行われた。創業時から空間デザインに関わり全体の総括する杉本貴志氏、商品そのものであるプロ...
妹島和世+西沢立衛/SANAA講演会
2003年6月4日
なにか欠けたおぼろげな建築
レポーター=美濃部幸郎
白いスライドとクールな説明が起伏なく続く、約2時間の講演であった。講演の内容は、ギャラリー・間で7月26日まで開催されている「SANAA展」に展示されているプロジェクトのうち6作品...
山本理顕講演会 つくりながら考える/使いながらつくる
2003年3月1日
建築を扱うプロセス
レポーター=蜂屋景二
山本理顕氏の講演会は、「社会性と作家性というふたつの間の部分、そこがわかりにくいところで、自分自身もその間を揺れている」という言葉からスタートし、現在進行中のプロジェクトについて解...
講演会:コンスタンティン・メーリニコフの建築 1920s–1930s
2002年10月19日
孤高の理想主義者に学ぶ建築への希望
レポーター=田井幹夫
いまどきロシア・アバンギャルド? という当然の疑問があるにせよ、過去のいち巨匠建築家に親近感を持つことができたという意味において、このシンポジウムは十分興味深いものだったといえる。...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Bプログラム――From Different Fields
2002年9月4日
B-1 Report 2002.09.04 「IT時代の都市・建築」
ゲスト=月尾嘉男
ナビゲーター=田尻裕彦
レポーター=川上典李子
『2001年宇宙の旅』の原作者、アーサー・クラークが、映画公開当時の34年前と現在との最大の違いについて、こう述べていたことがある。映画に登場するHAL9000のようなスーパーコン...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Bプログラム――From Different Fields
2002年9月4日
B-2 Report 2002.09.11 「なんてったって建築家!」
ゲスト=『カーサブルータス』編集部(吉家千絵子、西田善太)
ナビゲーター=馬場正尊
レポーター=川上典李子
建築専門誌各誌が売上部数の維持に苦戦して誌面のリニューアルを行う中、「あくまでも一般誌(『カーサ ブルータス』編集部)」である『カーサ ブルータス』が建築を特集し、売上部数を拡大し...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Bプログラム――From Different Fields
2002年9月4日
B-3 Report 2002.09.18 「21世紀の今、プルーヴェとイームズに学ぶ」
ゲスト=松村秀一
ナビゲーター=小巻哲
レポーター=飯田都之麿
「建築は、生活の道具と、道の間にはさまれている。その建築を単体として取り出すことに可能性はあるか」 松村氏のシンポジウムの中で私を捉えた問い掛けである。松村氏は、まず、建築を取り巻...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Bプログラム――From Different Fields
2002年9月4日
B-4 Report 2002.09.25 「映画と都市―架空の世界をつくる」
ゲスト=押井守、種田陽平
ゲストナビゲーター=五十嵐太郎
ナビゲーター=寺田真理子
レポーター=川上典李子
建築家はアニメやSFを研究し、作品の参考にしているようだ。サイバーパンクのイメージに包まれた『ブレードランナー』や『アキラ』『マトリックス』など、映画やアニメには建築家顔負けの都市...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Bプログラム――From Different Fields
2002年9月4日
B-5 Report 2002.10.02 「編集という視点から」
石堂威、小巻哲、田尻裕彦、寺田真理子、馬場正尊
レポーター=川上典李子
今回のシンポジウム「この先の建築 ARCHITECTURE OF TOMORROW」のナビゲーターを務める5氏が一堂に揃ったBプログラム最終回は、今回のシンポジウムの印象からスター...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Aプログラム――With Architects
2002年9月7日
A-1 Report 2002.09.07
パネリスト=原広司、妹島和世、塚本由晴、吉村靖孝
ナビゲーター=寺田真理子
レポーター=太田浩史
世代を超えた対話は、戸惑いと、共感の間を幾度となく揺れ動きつつも、いくつかの言葉を浮上させ、その響きの強さを確認するように進行した。「言葉」――。ベネチア・ビエンナーレの金獅子賞受...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Aプログラム――With Architects
2002年9月7日
A-2 Report 2002.09.14
パネリスト=磯崎新、山本理顕、小嶋一浩、千葉学、山代悟
ナビゲーター=石堂威
レポーター=松原弘典
コーディネーターの石堂氏から、最初に他のパネリストに準備された問い掛けは4つ。1)今この時代に「この先の建築」と言ったときの、「この先」とはどのくらい先までを対象にできるのか。2)...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Aプログラム――With Architects
2002年9月7日
A-3 Report 2002.09.21
パネリスト=石山修武、岸和郎、青木淳、阿部仁史、太田浩史
ナビゲーター=田尻裕彦
レポーター=藤本壮介
3時間に及ぶシンポジウムが終わったあとも、僕の頭の中をぐるぐる回り続けていたのは、リノベーションという言葉だった。その可能性と閉塞感が同居した響きが現在の僕たちの状況なのだろうか?...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Aプログラム――With Architects
2002年9月7日
A-4 Report 2002.09.28
パネリスト=篠原一男、長谷川逸子、隈研吾、西沢立衛、藤本壮介
ナビゲーター=小巻哲
レポーター=山代悟
5世代の建築家たちの3時間を超えるシンポジウムを聞き終えてそこに通底していると感じられたのは、ゆっくりとしたテンポで進んでいく建築という行為の特性を引き受けた上で、消費されない空間...
連続シンポジウム この先の建築 Architecture of Tomorrow Aプログラム――With Architects
2002年9月7日
A-5 Report 2002.10.05
パネリスト=槇文彦、藤森照信、内藤廣、曽我部昌史、松原弘典
ナビゲーター=馬場正尊
レポーター=吉村靖孝
会場に入るとまず、前4回とは講壇の配置が違うことに気がついた。前回までは、パネリスト5人とナビゲーターの計6人がオーディエンスに向かって緩い弧を描いて並んでいたのだが、今回は2本の...
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