TOTO
平田晃久展 Discovering New(2018年)©Nacása & Partners Inc.
TOTOギャラリー・間について
人間・時間・空間、そしてそれぞれの間合いという、日本特有の概念を表象する「間」の一字を名称とした「TOTOギャラリー・間(ま)」は、社会貢献活動の一環としてTOTOが運営する、建築の専門ギャラリーです。
 
1985年10月の開設以来、TOTOギャラリー・間は国内外の建築家の展覧会にこだわり続けてきました。出展者の個性を存分に発揮していただくよう展示デザインを出展者に委ねることで、展示空間そのものが「作品」となるユニークな展示方法をとっています。第1会場から外部の中庭を抜けて第2会場に至るという、会場自体の構成も独特です。全体で240平方メートルほどの小さなギャラリーですが、それゆえに出展者の思想や価値観の凝縮したメッセージ性の高い展覧会を創出しています。
 
展覧会の企画は、TOTOギャラリー・間 運営委員会が行っています。発足時のメンバーである安藤忠雄、川上元美、黒川雅之、杉本貴志(故人)、田中一光(故人)の5氏は、TOTOギャラリー・間の生みの親でもあります。2010年の25周年を機に運営委員を改選。その後の改選を経て、現在は特別顧問に安藤忠雄氏、運営委員に千葉 学、塚本由晴、セン・クアン、田根 剛の4氏が就任しています。
 
作品としての展覧会に加えて、出展者に思想・価値観を直接語っていただき、出展者と交歓する機会を皆様に提供したいとの思いから、展覧会ごとの講演会を開設当初より開催しています。また1995年からは、TOTO出版と連動して展覧会の関連書籍を刊行し、展覧会・講演会・関連書籍の3つの活動を通して、建築家の思想・価値観を多面的に伝えています。
 
TOTOギャラリー・間は、建築家たちがもつ思想や価値観を表現する場として、豊かな光を放つ出展者一人ひとりのメッセージを、時代を超えて皆様に発信していきます。
TOTOギャラリー・間 運営委員 略歴
特別顧問
安藤忠雄 Tadao Ando
建築家。1941年生まれ。独学で建築を学ぶ。1969年安藤忠雄建築研究所設立。1997年東京大学教授。2003年同名誉教授。2005年同特別栄誉教授。日本建築学会賞、アルヴァ・アアルト賞、日本芸術院賞、プリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞、アメリカ建築家協会(AIA)ゴールドメダル、国際建築家連合(UIA)ゴールドメダルなど受賞多数。2010年文化勲章を受章。
委員
千葉 学 Manabu Chiba
建築家。1960年生まれ。1985年東京大学建築学科卒業。1987年同大学院建築学専攻修士課程修了。同年、日本設計入社。1993〜2001年ファクターエヌアソシエイツ共同主宰、1993~96年東京大学建築学科キャンパス計画室助手。1998~2001年同大学建築学科安藤研究室助手。2001年千葉学建築計画事務所設立、東京大学大学院工学系研究科准教授に就任。その後2009~10年スイス連邦工科大学客員教授を経て、2013年東京大学大学院工学系研究科教授に就任、現在に至る。
主な受賞として、2009年日本建築学会賞(作品)、2013年 UNESCO Asia-Pacific Awards for Cultural Heritage Conservation-Awards of Merit、第27回村野藤吾賞など多数。
© Koji Okumura
(Forward Stroke Inc)
委員
塚本由晴 Yoshiharu Tsukamoto
建築家。1965年生まれ。1987年東京工業大学工学部建築学科卒業。1987~88年パリ・ベルビル建築大学、特別聴講生。1992年貝島桃代とアトリエ・ワン設立。1994年東京工業大学大学院博士課程修了。Harvard GSD、UCLA、The Royal Danish Academy of Fine Arts、Barcelona Institute of Architecture,Cornel University、Rice University、TU Delftなどで客員教授を歴任。現在、東京工業大学大学院教授。
委員
Seng Kuan セン・クアン
建築史家。1976年生まれ。
2011年ハーバード大学大学院博士課程修了。現在、米ハーバード大学デザイン大学院講師、米ワシントン大学建築学専攻助教。専門は日本現代建築史。手がけた主な展覧会に、"Utopia Across the Scales: Highlights from the Kenzo Tange Archive" (2009年、Harvard University GSD)など。主な編書にShinohara Kazuo: On the Thresholds of Space-Making(2019年、Lars Muller Publishers)など。2019年グラハム財団賞など受賞多数。
委員
田根 剛 Tsuyoshi Tane
建築家。1979年東京生まれ。Atelier Tsuyoshi Tane Architects代表として、フランス・パリを拠点に活動。北海道東海大学芸術工学部建築学科卒業。ヘニング・ラーセン、デイヴィッド・アジャイ事務所勤務の後、2006年DGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)設立 (パリ)、2017年Atelier Tsuyoshi Tane Architects設立(パリ)。デンマーク王立芸術学院・客員研究員のほか、2012年よりコロンビア大学GSAPP講師、2014年よりESVMD大学院客員教授。フランス文化庁新進建築家賞(2008年)、フランス国外建築賞グランプリ(2016年)、ミース・ファン・デル・ローエ欧州賞 2017 ノミネート(2017年)、第 67 回芸術選奨文部科学大臣新人賞(2017年)、アーキテクト・オブ・ザ・イヤー2019(2019年) など受賞多数。
沿革
1984
DAC(TOTO Design Advisory Committee)発足。メンバーは安藤忠雄氏、川上元美氏、黒川雅之氏、杉本貴志氏、田中一光氏
1985
DACメンバーの発案により「ギャラリー・間」開設
安藤忠雄氏、川上元美氏、黒川雅之氏、杉本貴志氏、田中一光氏が運営委員に就任
1989
日本文化デザイン賞企業文化デザイン賞を受賞
1994
TOTO乃木坂ビル4階に「第2展示室」を増床
1995
TOTO出版と連動した展覧会関連書籍の出版を開始
1996
空間術講座(出展者がナビゲーターとなってゲストを招くトークイベント)開催開始
1997
毎日デザイン賞特別賞受賞
15周年記念展「空間から状況へ」開催
2000
大学との共催による巡回展の開催開始
2002
メセナ大賞2002「情報発信賞」を受賞
2005
2010
名称を「TOTOギャラリー・間」に改称
運営委員会を改選。特別顧問に安藤忠雄氏、委員に岸和郎氏(2016年まで)、内藤廣氏(2016年まで)、原研哉氏(2014年まで)、吉岡徳仁氏(2012年まで)が就任
2012
運営委員にエルウィン・ビライ氏が就任
2013
「2013日本建築学会文化賞」を代表(当時)・遠藤信行が受賞
2014
運営委員に妹島和世氏が就任
2016
運営委員に小嶋一浩氏(2016年まで)、妹島和世氏、塚本由晴氏、エルウィン・ビライ氏が就任
2017
千葉 学氏が運営委員に就任
2020
セン・クアン氏、田根 剛氏が運営委員に就任
現在
開催展覧会=168回(2020年3月現在)
利用案内
名称
TOTOギャラリー・間(トートー・ギャラリー・マ)
所在地
〒107-0062 東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F
電話
03-3402-1010
ファックス
03-3423-4085
開館時間
11:00–18:00
休館日
月曜・祝日
夏期休暇・年末年始・展示替え期間

※開館時間、休館日は展覧会によって異なることがあります。
 TOTOギャラリー・間ウェブサイトのカレンダーでご確認ください。
入場料
無料
交通機関
・東京メトロ千代田線[乃木坂駅]3番出口……徒歩 約1分
・都営大江戸線[六本木駅]8番出口……徒歩 約6分
・東京メトロ日比谷線[六本木駅]4a番出口……徒歩 約7分
・東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営地下鉄大江戸線[青山一丁目駅]
 4番出口……徒歩 約7分