ニュースリリース

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株式会社ケアコムとのコラボレーションで実現!
『トイレ離座センサー専用ウォシュレット(*)』
2017年1月発売予定

*ウォシュレットはTOTOの登録商標です。

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、医療・福祉施設向け情報・通信システムメーカーの株式会社ケアコム(本社:東京都調布市、 社長:池川充洋)との共同研究により、入院病棟のトイレ内の見守り支援システムを開発しました。入院患者が便座から立ち上がったことを看護スタッフに知らせるシステムです。ケアコムの『トイレ離座検知システム』とTOTOの『トイレ離座センサー専用ウォシュレット』で構成し、2017年1月発売を予定しています。(価格未定)
医療施設では転倒事故が最も多く、入院患者の高齢化によりこの問題が一層、深刻化しています。そのなかでも閉鎖した空間となるトイレでの転倒事故対策の重要性が高まっています。看護スタッフからは「見守りや介助が必要な患者さんが大便器から立ち上がったことを知らせてくれる機能が欲しい」という声が上がっています。
TOTOとケアコムは相互の技術協力により、1社では実現できなかったトイレ使用時の便座からの離座を看護スタッフに伝えるシステムを実現しました。
さらに、入院患者の立ち上がりをいち早く伝えるために、離座センサーに対応可能なTOTOの『前方ボード』を併用することをお勧めします。

システム概要

医療施設では、介助や見守りが必要な患者でも、人手不足やプライバシーへの配慮によって、排泄が終わった後のナースコールでの呼び出しを看護スタッフが患者に託さざるを得ないケースがあります。しかし、患者がナースコールを押さずに立ち上がり転倒してしまう事故が発生しています。
『トイレ離座検知システム』はトイレ内における転倒事故によるリスク低減対策として、便座からの立ち上がりを検知し、看護スタッフに知らせるシステムです。

開発の経緯

TOTOは医療関係者の方々と病院の水まわりの感染対策や転倒対策に継続して取り組んでいます。医療・福祉施設向けに衛生性や作業効率に配慮したスタッフ用手洗器を発売するなど、現場の声を反映した商品開発を進めて参りました。
そのなかで、トイレの転倒対策に取り組む看護スタッフの方々から「患者さんが便座から立ち上がったことを知らせる装置が欲しい」という声を多く伺いました。ご要望に応える商品の開発に向け研究を続けてきましたが、1社では解決が難しいため、株式会社ケアコムと共同研究を行ない、それぞれの強みを生かすことで、『離座検知システム』の発売に至りました。

※株式会社ケアコムの「トイレ離座検知システム」は、TOTO株式会社、TOTOウォシュレットテクノ株式会社の取得特許(特許第5079314 号)を使用しています。

トイレ離座センサー専用ウォシュレット

前方ボード(スイングタイプ・はね上げタイプ)

商品詳細は、株式会社ケアコムの以下ウェブサイトをご覧ください。

ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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