TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)の、ウォシュレット(※1)用ダンボール包装材「段ボールのバネ性を利用した“潰れない”緩衝仕切」が、世界包装機構(WPO:World Packaging Organisation)主催の「ワールドスター2019」コンテストにおいて、「ワールドスター賞」を受賞しました。 TOTOは2000年から日本パッケージングコンテストを始めとする包装コンテストで受賞しており、「ワールドスター賞」は5年連続、通算7点目の受賞となります。
今回受賞した「段ボールのバネ性を利用した“潰れない” 緩衝仕切」は、ウォシュレット製品と内外装兼用箱の間に配置する緩衝材で、段ボールを折ることで実現する“バネ”のような反発(バネ性)でさまざまな衝撃を緩衝します。さらに変形しても弾性により元に戻ろうとする段ボールの特徴を活かし、段ボール緩衝材の最大の弱点である「一度緩衝すると潰れてしまい機能を失う」点を克服した画期的な緩衝仕切です。また、この緩衝材は内外装兼用箱全体での耐圧縮荷重に対し、補強する役割も担っています。
ワールドスターコンテストは、各国で審査評価を受けた優秀作品が集う国際的なパッケージに関するコンテストです。保護性・保存性、使いやすさ、環境面への配慮、地域適応性などを競いながら、優れたパッケージとその技術を開発・普及させることを目的としています。
TOTOは、より少ない資源で高い包装品質を目指し、自社で包装設計を行っています。今後も「TOTOグローバル環境ビジョン(※2)」のもと、省資源化・省力化を実現する適正包装を追求し続けます。
ワールドスターコンテストは、各国で審査評価を受けた優秀作品が集う国際的なパッケージに関するコンテストです。保護性・保存性、使いやすさ、環境面への配慮、地域適応性などを競いながら、優れたパッケージとその技術を開発・普及させることを目的としています。
TOTOは、より少ない資源で高い包装品質を目指し、自社で包装設計を行っています。今後も「TOTOグローバル環境ビジョン(※2)」のもと、省資源化・省力化を実現する適正包装を追求し続けます。
※1:「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です
「段ボールのバネ性を利用した“潰れない”緩衝仕切」について
「段ボールのバネ性を利用した“潰れない”緩衝仕切」は、ウォシュレット製品と内外装兼用箱の間に配置する緩衝材(右図赤枠部)です。 製品を落下させてしまった際、角筒に形成された部分が潰れることで製品を保護します。さらに、この部分は段ボールの弾性により復元するため、段ボール緩衝材の最大の弱点である「一度緩衝すると潰れてしまい機能を失う」点を克服しています。また、この緩衝材は内外装兼用箱全体として耐圧縮荷重に対し、補強する役割も担っています。
TOTOの「アジアスター賞」「ワールドスター賞」の受賞歴
【参考サイト】
World Packaging Organisation(世界包装機構)…………… http://www.worldpackaging.org/
Asian Packaging Federation(アジア包装連盟)…………… http://www.asianpackaging.org/
公益社団法人 日本包装技術協会…………………………… http://www.jpi.or.jp/
World Packaging Organisation(世界包装機構)…………… http://www.worldpackaging.org/
Asian Packaging Federation(アジア包装連盟)…………… http://www.asianpackaging.org/
公益社団法人 日本包装技術協会…………………………… http://www.jpi.or.jp/