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東京国立博物館「マルセル・デュシャンと日本美術」展関連企画として
TOTO 国産初の「陶製腰掛式水洗便器」を10月16日より期間限定公開

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、東京国立博物館で開催されている「マルセル・デュシャンと日本美術」展の関連企画に協力し、TOTOミュージアム収蔵品の国産初の「陶製腰掛式水洗便器」(復元品)を10月16日から11月18日まで期間限定で展示します。

マルセル・デュシャン(1887-1968)は、伝統的な西洋芸術の価値観を大きく揺るがし、20世紀の美術に衝撃的な影響を与えた作家です。代表作の一つに1917年に既成の男性用小便器に架空の名前を署名し、「泉」と名づけた作品があります。1917年は、東洋陶器株式会社(現・TOTO株式会社)が創立され、国産水洗便器の製造・販売を始めた年でもあるという便器を巡る偶然を契機に、TOTOの前身である日本陶器合名会社の製陶研究所で1914年に製造された国産初の「陶製腰掛式水洗便器」(復元品)が展示されることとなりました。

今や日本でトイレはデザイン・機能ともに進化していますが、デュシャンの「泉」と同時代、まだ下水道の概念さえ浸透していなかった日本で、「健康で文化的な生活を提供したい」という想いのもと製造された「陶製腰掛式水洗便器」は、まさに日本の衛生陶器の源=「泉」ともいえます。
「マルセル・デュシャンと日本美術」展と合わせて、ぜひご覧ください。

TOTO国産初の「陶製腰掛式水洗便器」

東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」

★展覧会詳細は下記ホームページをご覧ください
http://www.duchamp2018.jp/

ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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