岡山県倉敷市水島地域では、戦後、我が国を代表するコンビナートが建設され、高度経済成長を支えました一方で、公害問題が発生し、倉敷公害訴訟が争われました。この和解金の一部を基金に、2000年3月「水島地域の生活環境の改善」を目的に水島地域環境再生財団(略称:みずしま財団)が設立されました。
昨今、海洋ごみが問題となっていますが、瀬戸内海も同様の状況で海ごみ問題が発生しています。こうした中で、全国でも有数の用水路網が張り巡らされている岡山県南部(岡山市、倉敷市)では、「用水路でごみを回収することが海のごみの減量にとって有効である」と考えられ、継続的かつ広域的な回収体制の整備が課題となっています。そこで用水路の水門等でのごみ回収に参加する人が増やすことで、「ごみの減量化とともに、人々と水路とのつながり」を取り戻すことを目的に掲げ、「用水路ごみ回収」、「ホームページ、SNSを活用した情報発信」、「成果発表会の推進」プロジェクトを実施していきます。
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