ホープ・インターナショナル開発機構は、住む場所に関係なく、すべての人々が生きていくために必要で基本的な権利が保障され、それぞれが持つ能力を十分に発揮できる機会が与えられるべきだという信念のもと、活動を行っています。途上国の中でも最も貧しい人々が技術・知識を身に付けられるプロジェクトや、身近にあるものを有効活用することで、経済的に自立したコミュニティが作れるような開発活動に取り組んでいます。
多数の少数民族で構成されるエチオピアの南部の州では、田舎に居住している人々にとって支援が届きにくい状態になっています。このような地域の小学校の児童たちは、足場が不安定で不衛生なトイレを利用しています。このプロジェクトでは、保護者や教師、住民たちの作業協力を得て、学校用トイレと手洗い場の設置に取り組みます。また、教師に衛生教育研修を行うとともに、児童へのトイレの管理や手洗いを含めた衛生教育を実施していきます。また、2021年度の活動でトイレを建設した小学校では、児童が中心となって「トイレ利用」の啓発活動を実施し、屋外排泄を無くしていきます。
ホープ・インターナショナル開発機構は、2000年に起きたインド大地震の国際災害緊急支援をきっかけに設立され、2013年には認定NPO法人の認定を受けました。現在では、発展途上国の人々を支援する国際協力団体として、インドやエチオピアでのコミュニティ開発支援事業やフィリピンでの教育支援事業、カンボジアでの健康・栄養管理促進事業、エチオピアでの水供給事業、大震災緊急支援事業など、さまざまな国際開発事業を展開しています。
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