清潔な水、衛生的なトイレ、正しい衛生習慣。健康で尊厳ある暮らしに欠かせないこの3つを届けることで、ウォーターエイドは世界でもっとも貧しく、社会的に取り残されがちな人びとの暮らしの改善を図っています。 水・衛生分野の専門性を活かし、現在では、世界34か国に拠点を置き、アジア、アフリカ、中南米など計26か国で水・衛生プロジェクトを実施しています。日本でも学校での出前授業などを通して、途上国の水や衛生に関する情報発信に取り組んでいます。
南部アフリカの小国エスワティニの農村部では、給水施設の維持管理が適切に実施されていないことに加えて気候変動の影響もあり、人口の3分の2が清潔な水を得ることができません。このプロジェクトでは、ルドゼラズ郡ロザサ村において、現地に適した給水施設を設置、維持管理の仕組みを構築するほか、参加型衛生トレーニングを実施することで人々が健康な生活を送れるようにすることを目指します。
ウォーターエイドは、「すべての人が、すべての場所で、安全で持続可能な水と衛生設備を利用し、衛生習慣を実践できる世界」をビジョンに掲げて、1981年にイギリスで設立された、水・衛生専門の国際NGOです。世界では7億7100万人が清潔な水を、17億人が適切なトイレを利用できません。このような水・衛生危機に終止符を打つべく、日本法人であるウォーターエイドジャパンを2013年に設立しました。
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