子供たちの未来を一緒に拓く
国際開発救援財団は、開発途上国の子どもたちが健やかに育つことができる社会をつくるため、日本国内の様々な企業、団体、そして多くの個人と一緒に国際協力を推進しています。そのために、開発途上国の人々が貧困から脱して、地域が自立的に発展していくことができるように、様々な分野で現地に根差した支援を行っています。また、日本を含むアジアの国々で自然災害に見舞われた人々の支援に取り組んでいます。
山岳少数民族の衛生施設
「マザーズ・スペース」の設置
ベトナム国内において、最も開発の進んでいない地域の一つである中部高原地域のコントゥム省では、自宅から離れた川や井戸で洗濯をしたり、付近の茂みなどで用便を済ませたりしているため、感染症にかかる危険性は高く、乳幼児の高い死亡率の要因の一つになっています。このプロジェクトでは、トイレ、洗濯等ができる住民手作りの多用途施設「マザーズ・スペース」を省内 4 郡で設置し、家庭および地域内の衛生環境の改善を図るとともに、衛生行動を定着させていきます。