千葉県北部に位置する手賀沼は、昭和30年代の急激な都市開発により、全国で最も汚れた沼とも呼ばれるほど水質が悪化していました。このプロジェクトでは、手賀沼の水質を改善するため、土手の整備や流域に広がる放置された耕作地の再生などに取り組んでいます。また、生物多様性を維持・向上していくことにより、手賀沼を市民が身近に感じ、子供たちが生き物に触れ合う水辺へと復活させることを目指しています。
・農家の高齢化で畑や水田の耕作放棄が増えてきています。麦の栽培など市民の手で少しでも畑が荒れるのが防ぐことができたらと思います。脱穀した小麦が小麦粉になるのが楽しみです。(参加者)
・想像以上に「ナガエツルノゲイトウ」の根が深く、除去の難しさを実感しました。また、NPO法人や市民、行政が一緒になって取り組むことが、重要と感じています。(市職員)