インドネシアでは、近年、急激な人口増加や多発している甚大な自然災害により、農村開発に欠かせない水を安定供給するために重要な森林が減少しています。そのため、オイスカでは、地域住民が森林や環境の大切さを知り、自ら森林保全に取り組むよう、各地で環境教育や住民主体の植林を行うほか、学校を拠点に子どもたち自身が森づくりを行う「子供の森」計画を進めています。
ジャワ島では、児童や教員に水環境保全に向けた実践的な環境教育を実施・拡充するとともに、小学校のトイレ・水タンクなどの水環境設備を支援し、子供たちの衛生環境改善に取り組んでいます。
・水施設を支援してもらったおかげで、今は水場が近くなり、毎日行うお祈り前のお清めも簡単にできるように
なりました。新しい水場は綺麗で快適なのでとても感謝しています。(ブニワンギ小学校女子児童)
・環境を汚すのではなく、大切に守ることの重要性を学ぶことができ、とても勉強になっています。
僕たちの生活のためにも有益なので、もっと多くの木を植えたいです。(ブニワンギ小学校男子児童)
・子どもたちの健康を守る上で、水環境施設の建設支援は、本当に大きな助けとなりました。
(チベアス小学校教員)
・植樹やエコキャンプ、リサイクルやゴミ処理などについて学ぶことができ、大変嬉しいです。
(チベアス小学校女子児童)