活動地域:栃木県
わたらせ未来基金
渡良瀬遊水地のヨシ原を守り、再生する
渡良瀬遊水地のヨシ原を守り、再生する
わたらせ未来基金は、渡良瀬川下流に広がる湿地帯に氾濫原の生態系を再生させ、40年後にコウノトリを生息させることを目標として、渡良瀬エコミュージアム・プランの実現や自然と調和した流域社会システムの構築に向けた活動を実施しています。
また、本州最大のヨシ原を有する低層湿原「渡良瀬遊水地」をラムサール条約登録湿地にするための活動を推進し、2012年に登録を実現することができました。現在は、渡良瀬遊水地の将来のあり方について国土交通省への提言を行うなど、より良い方向性を模索しながら活動をしています。
渡良瀬川が繋ぐ上・下流域
環境保全再生
渡良瀬川上流の足尾山地では、約100年前に鉱毒事件による煙害などで、大規模に森林が失われ、同時に土壌も流出しました。わたらせ未来基金では、下流に広がる豊かな渡良瀬遊水地の環境保全と治水のため、足尾山地の森林再生にも取り組んでいます。
渡良瀬遊水地のヨシから腐葉土をつくり、苗木植樹の際に活用したり、生長した若木に樹脂ネットを巻きつける作業をしています。また、湿地の在来植物保全のための外来植物除去や日本有数のヨシ原の保全のためのヨシ刈りの実施を行っています。

・外来生物駆除のための「ザリガニ釣り大会」は、新たな方々が参加していて良かったと思います。(参加者)
・ヨシ利用として「ヨシ灯り」のイベントが試験的に開催され、大変有意義な体験でした。(参加者)

足尾山地での植樹
ヨシ刈り
四つ手網での漁

もっと詳しく知りたい方は...
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