TOTOグループは、サステナビリティ経営をサステナビリティの取り組みにより「TOTOグループ企業理念」の実現を目指す経営と考えています。
「TOTOグループ企業理念」は、「社是」が伝えようとしている思想を基本とし、すべてのステークホルダーに対して、「企業としての存在目的」「事業領域」「在りたい姿」を示しています。
1962(昭和37)年に制定。
「愛業至誠」は、「奉仕の精神でお客様の生活文化の向上に貢献し、一致協力して社会の発展に貢献する」という決意を表す言葉です。
私たちTOTOグループは、社会の発展に貢献し、世界の人々から信頼される企業を目指します。
そのために
・水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化を創造します。
・さまざまな提案を通じ、お客様の期待以上の満足を追求します。
・たゆまぬ研究開発により、質の高い商品とサービスを提供します。
・限りある資源とエネルギーを大切にし、地球環境を守ります。
・一人ひとりの個性を尊重し、いきいきとした職場を実現します。
2004年に「CSR委員会」およびCSR専任部署を設置し、CSR活動を開始しました。2023年度には「サステナビリティ委員会」に体制を変更しています。サステナビリティ委員会は、社長執行役員を委員長として、年2回開催し、"環境””社会””経営”の3分野を俯瞰することで、サステナビリティ経営に取り組んでいます。
サステナビリティ委員会では、気候変動を含むサステナビリティ課題やマテリアリティについて審議し、活動計画の策定を行うとともに、各担当部会が推進計画を策定の上、関連部門、国内外のグループ会社に展開し、部門横断的な活動を行っています。
サステナビリティ委員会の推進体制
サステナビリティ推進のプロセス
サステナビリティ経営の推進に向けては、グループ員の理解・共感による自発的な活動が大切だと考えています。TOTOグループでは、一人ひとりがサステナビリティ課題を「自分ごと」として捉え、取り組みを実践していくために、さまざまな研修や共同学習、コミュニケーションを行っています。
新入社員や新任部課長、経営幹部向けの各種社内研修において、サステナビリティ推進に関するプログラムを実施しています。それぞれの業務領域や職責に応じて、理解しておくべき知識やサステナビリティに対する意識の向上に努めています。さらに、全グループ員を対象とした共同学習を年に1回実施しています。2024年度は気候変動への対応として、Scope1~3の学習とともに、Scope3のカテゴリにフォーカスを当て、水使用とCO2排出の関連、マテリアルチェンジや輸送・配送の取り組み、廃棄物削減など具体的なTOTOグループの取り組みを学習しました。学習後は職場ごとにディスカッションをすることで自分ごと化し、理解向上と実践につなげています。
2023年度から温室効果ガス削減につながる活動を加速させることを目的に、全グループ員参加型のカーボンニュートラル実現に向けた活動「Thanks CN!」をスタートしました。「仲間の活動と共有に感謝をし、未来からの感謝につなげる」をキャッチフレーズに、世界中のTOTOグループ員のアクションを社内のイントラネットで共有しています。具体的には、社内の様々な部門の実践内容をリレー形式で共有したり、各個人の取り組みを社内SNSで共有したりしています。実践内容を共有することでグループ員が互いに刺激を受け、新たな実践に取り組んだり、仲間が増えることで意識が向上しています。
お気に入りに保存しました