TOTOグループでは、グローバルに節水・省エネ商品を展開することにより、商品使用時のCO2排出量を削減し、地球温暖化を防止する取り組みを推進しています。2005年当時の性能をもつ商品を普及し続けた場合と比較して、2022年度には335万tを削減しました。
2050年にカーボンニュートラルで持続可能な社会の実現に向け、商品の節水・省エネ性能向上と「きれいと快適」「環境」を両立 するTOTOらしい商品群「サステナブルプロダクツ」をグローバルで 普及させることにより、WILL2030 STAGE1の目標として、2023年度には345万tの削減を目指します。
商品使用時CO2排出削減量の推移
節水シャワーや断熱浴槽などの開発を進め、水まわりの中でもエネルギーを多く使う浴室の節水・省エネ性能を進化させてきました。
浴室における使用時CO2排出量削減の進化
・コンフォートウエーブシャワー
新規開発のノズルで大粒の水玉をスイングしながら勢いよく吐水。それにより、「節水」と「適度な刺激感」を両立した新技術で、CO2削減に貢献。
2022年度の浴室向けシャワーの日本の出荷数のうち、「コンフォートウエーブシャワー」が占める比率は7割を超えています。
コンフォートウエーブシャワー
最適流量:6.5L/分
(従来シャワーより約35%節水)
海外への展開
コンフォートウエーブシャワーの技術と環境性能を、海外にも展開しています。
海外でのシャワー浴の文化や地域ごとの特性に応じて、さまざまなバリエーションを展開し、普及促進に取り組んでいます。
レバー中央部で給湯機が作動しない構造。よく使うレバー中央部での給湯機の無意識の作動を防ぎ、不要なお湯を出さないことで、CO2削減に貢献。
キッチン・洗面商品にこの技術を展開することで、2022年度のキッチン・洗面向け水栓金具の日本の出荷数のうち、「エコシングル水栓」が占める比率は、9割を超えています。
幅広シャワーで節水を実現したシステムキッチン「ザ・クラッソ」の「タッチレス水ほうき水栓LF」にも、「エコシングル」機能を搭載しています。
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