活動地域:山形県鶴岡市
庄内自然博物園構想推進協議会
湿地とその周りの豊かな自然を守る
湿地とその周りの豊かな自然を守る
庄内自然博物園構想推進協議会は、「都沢湿地や高館山、大山上池・下池を自然学習のフィールドとして、子どもたちをはじめ市民みんなが自然との一体感を享受できるように、自然と触れ合う機会を創出しよう」という願いから、2011年に設立されました。また、市民がいつでも気軽に学習し、豊かな自然環境や生態系が維持され、安全安心な活動ができるよう、「鶴岡市自然学習交流館ほとりあ」を開設し、さまざまな取り組みを行っています。
市民参加型の湿地資源活用による
持続的な湿地再生手法の検討
都沢湿地は、近年、乾燥が進み、大型の草であるヨシやマコモ(イネ科の多年草)が繁茂することで、陸地化が起こり、湿地性の動植物の生息・生育環境が失われています。このプロジェクトでは、外来動植物の駆除や人の手で積極的に湿地内の草刈りを行うことで、多様な生物が賑わう地を守る保全活動を行っています。また、多様な世代が、多様な目的で「楽しく」活動に参画する機会を創出するため、刈り取ったマコモを粉末化し料理を開発したり、納豆づくりやリースづくりなど、湿地資源としての活用を行っています。
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