SDGs × TOTO インタビュー
最近、ニュースや企業の広告で目にすることが増えた「SDGs」。世界各国の指導者や著名人、 最近では会社員などがバッジをつけている姿を、テレビや街中で見かけたこともあるかもしれません。社会問題に対する世界的な取り組み……とぼんやり理解している人も多いのでは?TOTOの取り組みを紹介する前に、SDGsの基本を一緒におさらいしてみましょう。
今回は、お風呂での節水について考えてみます。
お風呂の残り湯は、洗濯水として再利用しているという方もいらっしゃるのでは?
お風呂の残り湯の再利用で考えられるのが、洗濯に使用することです。ただ入浴後のお風呂の残り湯を利用することには衛生面で不安がある方も多いようです。
衛生微生物研究センターの試験結果(※)によると、お湯を張った直後の菌数は1mL当たり数十個程度だったのが、入浴直後は数百個から数千個という結果に。さらに翌日になると、風呂水の菌数は数十万個以上に増えています。風呂水の細菌の多くは人と共生関係にあったものですので、通常はそれらで病気になる心配はないそうです。
以上のように、残り湯を放置すれば細菌に増殖の場を与えることになり、衛生的とはいい難いため、衛生面を考えるのであれば、お風呂の残り湯は早めに利用することが大切なのですね。
また、お風呂に浸かる際には身体を洗ってから入るようにしましょう。
お風呂の残り湯は洗剤を利用する「洗い」の工程に使用し、「すすぎ」の工程では水道水を使うことも大切です。
「ノコリーユeco」は専用配管で浴槽と洗濯機を直結。洗濯機のボタンを押すだけで浴槽から残り湯をくみ上げます。手間をかけずに残り湯を洗濯に利用できます!
(※)衛生微生物研究センターの試験は、この記事の為に実施されたものではありません。
また試験は、条件によって同様の結果にはなりません。
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