トイレ空間生産本部
Y.S
生命医科学研究科 医情報学専攻 2020年入社
生活に身近で健康を支えるような商品に興味があり、水まわりや空調などのメーカーを軸に就活を行いました。そんな中、TOTOをはじめ、さまざまな企業の社員とディスカッションできる座談会に参加した時、ある会社の方が「私生活とのバランスを図るために仕事は80%の力で取り組む」とおっしゃったことにどこか違和感を覚えました。今思えば、その感覚もわからなくもないのですが、私は何でも100%の全力で取り組みたい派です(笑)。そんなとき、TOTO社員の方は「100%の商品を目指して業務に取り組む」と話されていて、とても共感できました。そして、そうした思いを共有できる会社で商品の開発に携わりたいと考え、TOTOへの入社を決めました。
本配属の後、早速先輩についてトイレ空間内の手洗器の開発に参加しました。企画にあたってはお客様の声とともに、社内でのアンケートに基づいたヒアリング調査をかけ、多様な意見を集約して商品形状などの仕様を固めていきます。さまざまな声を起点にして開発に取り組む大切さと、意見集約の難しさを経験しました。例えば、トイレ空間の快適性に関する意見を集める場合、狭い・窮屈といった印象は人の感じ方や体型で変わってきます。定性的な意見をどう判定して集約していくのか、判定に必要な設問の立て方やまとめ方などの知見を得ることができました。そこからさらにCADでの設計〜試作・試験など商品開発の流れに一通り携わったことで、スケジュール調整の仕方を含め、開発の進め方を学ぶことができました。
検討したアイデアが試作品となり、仕上がっていくプロセスが今は楽しいです。生産技術部門との打ち合わせでも話のポイントが明快に理解でき、成長を実感しています。現在携わっている案件を終えた後は、新商品開発プロジェクトに参画する予定です。そのため今はプロジェクトに取り組みながら現場感覚を養い、スキルを磨いていきたいと考えています。そしてゆくゆくは、例えば車に自動運転を可能にするテクノロジーがあるように、水まわりに画期的なテクノロジーを組み合わせて、ユニークな商品を生み出せる商品開発担当になっていければと思っています。
トイレ空間生産本部
生命医科学研究科 医情報学専攻 2020年入社
トイレ空間生産本部に配属。その後、トイレ空間の商品開発担当となり、プロジェクト推進に必要な知見を得る経験を積みながら、着実にステップアップを重ねている。
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