入社後、最初に携わったのは、大便器のフラッシュバルブ(手をかざすことで便器洗浄を可能とするバルブ)です。何から何まで初めての経験でしたが、試作品をつくり評価・検証した際には、自分が考えた通りのものができた時の達成感を覚えることもでき、無我夢中で取り組みました。そんな中で自分の力以上の業務を引き受けてしまい結局、日程を守りきれず周りに迷惑をかけそうになったこともありました。しかし上司のサポートによって業務の整理をすることができ、徐々に仕事の進め方を身につけることができました。
機器水栓事業部
T.R
高等専門学校 専攻科 生産デザイン工学 2018年入社
就活に当たって考えたのは、人の生活に影響を与えるものづくりができ、かつ、学生時代に学んだ電気制御の知識を活かした仕事がしたいということでした。自分が毎日使っている水まわり商品を生み出しているTOTOはその想いにぴったりマッチしました。そして面白いと思ったのは、スイッチを押すたびにリモンコン自体が発電するTOTOのエコリモコンです。ぜひこんなユニークなものづくりに携わってみたいと思いました。
入社後、最初に携わったのは、大便器のフラッシュバルブ(手をかざすことで便器洗浄を可能とするバルブ)です。何から何まで初めての経験でしたが、試作品をつくり評価・検証した際には、自分が考えた通りのものができた時の達成感を覚えることもでき、無我夢中で取り組みました。そんな中で自分の力以上の業務を引き受けてしまい結局、日程を守りきれず周りに迷惑をかけそうになったこともありました。しかし上司のサポートによって業務の整理をすることができ、徐々に仕事の進め方を身につけることができました。
ターニングポイントになったのは、1年目の後半に、電子制御を活用した水栓開発を担当している別のチームの先輩から、「電子制御に詳しければ、一緒にやらないか」という声がかかったことでした。学生時代に学んだことを活かせる好チャンスだと思い、「ぜひ」と二つ返事で即答。その後は、電磁弁の改良設計に携わることになり、より一層、開発の仕事にのめり込んでいきました。この時、電磁弁の第一人者の上司に教え導いてもらい、TOTOにおける電磁弁の設計思想や技術を叩き込まれたことが、今に至る自分のキャリア形成につながっています。
まだ商品が発売前なので、詳しくはお話しできないのですが、今取り組んでいる新商品開発プロジェクトにおける課題は、今までの商品では経験のない複雑な水の制御が必要であることです。そこで私は社内の知見に限らず、多角的な視点で検討を進めるべく、社外の知見も積極的に取り込みに行きました。例として母校の教授に質問をしに行ったり、外部の有識者にアポイントを取ってアドバイスをいただいたりと、少しずつ新たな知見を増やしていきました。そんな中で、シミュレーションソフトを導入して、発生する現象を見える化したり、制御方式検討や評価効率化を行うなどの試みにもチャレンジしました。そしてその後、その知見のもと、社内初の取り組みに挑戦したことで、目標の性能を達成することができました。大きなやりがいを感じるのは、このように自分にしかできない取り組みが実を結んだ瞬間です。
仕事をする上で大切にしているのは、自分の意思を開示することです。そうすると必ず周りの方々からの協力が得られますし、より仕事をうまく進めていけるようになります。また、誤解を恐れずに言えば、自分自身が楽しみながら仕事に取り組まなければ、お客様に感動していただけるものを生み出せないのではないかとも思っています。IoTが進化する時代、電子制御の需要はますます高まるはずです。これからも自らの強みを伸ばして、TOTOのものづくりの進化に貢献していきたいと思っています。
TOTOは本気で「こうやりたい」という自分の意思を開示した時、寛容に受け入れ、チャレンジさせてくれる会社です。つまり、自分の考えや行動次第でなりたいものになれる環境なのです。ぜひ興味を持っていただけたらと思います。
機器水栓事業部
高等専門学校 専攻科 生産デザイン工学 2018年入社
入社以来、機器水栓事業部に所属。電磁弁の改良設計業務や、水栓の電子制御化の検討を担当している。
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