TOTOグループは、事業を通じて、社会の発展に貢献し、世界の人々から信頼される企業であることを目指し、人とのつながりを大切にしています。お客様、社員、株主、お取引先様、社会など、多くのステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを大切にし、より信頼関係を深めたいと考えています。未来のより良い社会を目指して活動する企業であるために、ステークホルダーの皆様との高い信頼関係と協働関係を重視しています。
マテリアリティの一つ「人とのつながり」においては、 SDGs「17:パートナーシップで目標を達成しよう」などに貢献していきます。
お客様に安心してご購入いただくためのショールームでの提案をはじめ、ご使用中のお困りごとに対応するコールセンターでの取り組みや、「早く、確実、親切な」アフターサービスの提供を通じて、お客様と長く深い信頼関係を築きます。
・ショールームでの取り組み
お客様に商品を体感していただけるように、ショールームを日本で94カ所、海外直営で11カ所に展開しています。日本では、大建工業、YKK APとのコラボレーションショールームを全国13カ所に展開し、生活空間をイメージしていただける提案を行っています。また、自宅にいながらオンラインで相談できる「ショールームオンライン相談」やパソコンなどでショールーム内を360°画像で確認できる「WEBで体験ショールーム」など、時代のニーズに合わせた取り組みも行っています。

・アフターサービスでの取り組み
商品そのものの品質と合わせて、商品の組み立てから故障した際のメンテナンスまでを「TOTO品質」と考えています。アフターサービスをお申込みいただいたお客様に電話やハガキによる満足度調査を実施するなど、アフターサービスの品質向上に努めています。今後も、世界中にTOTOファンを増やしていくために、海外も含め、アフターサービスの満足度向上に努めていきます。

・さらなるダイバーシティの進化
ダイバーシティの推進
年齢や国籍、障がいの有無、性のあり方(性的指向、性自認、性表現等)など、多様な人財の個性を尊重し、そこから生まれる新しい発想によって、豊かで快適な生活文化の創造を目指します。多様な視点が集まると創造的なアイデアが生まれ、的確に顧客ニーズを捉えることができます。女性の活躍に向けては個々の強みを活かしたリーダー像を考える研修や、管理職登用後の悩み共有など、横のつながりも大切に進めています。多様な人財が尊重し合い、能力を最大限に発揮できる職場づくりを進めています。
海外グループ会社の幹部育成
海外事業の持続的成長のためには、“国・地域を超えたグローバル連携”と“現地社員の力”が重要です。海外グループ会社の合同研修を実施し、企業理念を軸に経営リテラシーを高めた経営幹部候補を育成し登用することで、海外事業の伸長・拡大による世界中でのTOTOファンの創出を目指します。
海外幹部候補育成研修
「多様な働き方」の実現
場所と時間を柔軟に活用できる多様な働き方で、チャレンジを促す職場づくりを推進します。すべての社員が、仕事とライフイベントとのバランスを取り、キャリアを継続することができるよう、結婚・出産・育児・介護を事由に一時的に希望勤務地での就業を選択できる勤務地限定制度や、仕事と育児・介護・自身の病気治療との両立を含め、業務特性に応じた在宅勤務など、働き方の選択肢を充実させます。
・成果につながるDXの実践
DX人財の育成を強化し、学び・チャレンジ・成果のサイクルを加速していくことで、業務効率の最大化を目指します。部門DX実践テーマ数を指標とし、目標を設定しています。
・建築文化の発展を支援 ~TOTOギャラリー・間が開設40周年~
「TOTOギャラリー・間」は、2025年10月に開設40周年を迎えます。「TOTOギャラリー・間」「TOTO出版」の活動を通じて、事業に深いかかわりを持つ建築文化の発展を支援しています。世界で活躍している建築家の展覧会や講演会を開催することで、次世代を担う学生などに向け、建築界の最新動向を紹介しています。また、建築家の思想や作品のより詳細な情報を書籍として発行しています。建築に焦点を当てた活動は、世界の建築関係者に評価いただいています。

TOTOギャラリー・間 篠原一男 空間に永遠を刻む――生誕百年 100の問い(2025年)
・地域に根差した社会貢献活動の推進
各国・地域および地球規模での社会課題の解決を目指して、経営資源を有効に活用し、各地の生活環境・文化・歴史を尊重した社会貢献活動に取り組んでいます。また、企業市民として、地域や社会に積極的に参画し、その発展に貢献します。植樹活動や地域清掃、被災地支援やスポーツ支援など幅広い分野で、社員のボランティアや寄付等の社会貢献活動を支援しています。



お気に入りに保存しました