ニュースリリース

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第14回「トイレ川柳」結果発表
―最優秀賞―
「百点の テストを我が子 トイレ置き」

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、第14回「トイレ川柳」の入選作品(最優秀賞[1句]/未来のトイレ賞[1句]/仲畑貴志賞[3句]/キッズ賞[3句]/優秀賞[12句]/佳作[20句])を決定しました。

2018年7月20日から9月20日までの期間、トイレにまつわる川柳を募集し、自宅や勤め先、まちなかのトイレでの失敗談・面白話など、エピソードや想いを詠んだ句20,835句が集まりました。ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」のコピーライター・仲畑貴志氏に選考いただいた結果、最優秀賞には「百点の テストを我が子 トイレ置き」が選ばれました。また、今年度のテーマである“未来のトイレ”にふさわしい作品に贈られる、未来のトイレ賞には「近未来トイレは自ら考える」が選ばれました。他にも夢物語のようなトイレや技術革新トイレまで、それぞれの思いが詰まった “未来のトイレ”の句が多く集まりました。

今年で14回目を迎えるトイレ川柳は、毎年幅広い年代の方から応募があり、累計での応募総数は約34万句になりました。特に今年は日本各地で災害に見舞われたことから、被災地のトイレにまつわる句が例年に比べ目立ちました。また近年の傾向としては、訪日外国人の増加にともない、日本の誇るべき文化のひとつとして日本独自のトイレ文化を取り上げる句も多く見受けられます。

受賞20句(佳作以外)については、トイレットペーパー型川柳集『第14回トイレ川柳大賞』(予定価格:税込¥350)に掲載し、2018年12月下旬にTOTO出版より発行予定です。

受賞作品

※「ウォシュレット」「エアイン」はTOTO株式会社の登録商標です。

※川柳・雅号(ペンネーム)の表記はすべて、応募者の表記通りです。
※作品の著作権は、TOTO株式会社に帰属しています。無断での転載使用はご遠慮ください。
※「ウォシュレット」「エアイン」はTOTO株式会社の登録商標です。

仲畑貴志氏選評

今年の最優秀賞はご覧の通り「百点の テストを我が子 トイレ置き」になりました。百点を家族に告げたいけれど、あからさまには伝えるのははばかられる。子供のうれしさと含羞(がんしゅう)があり、その伝え方の手法としてトイレに置く。トイレは家族のすべての人が利用するという前提があってのコトで、子供なりの知恵が見える。たった5・7・5の17文字の中に、これだけのことが表現されている。良き句には、単一ではなく複数の事象や思いが入っていますが、この句は、その良きお手本といえるでしょう。
今年はバラエティに富んだ句が集まりました。トイレ川柳も、回を重ねると、すでに表現された視点や発想も多くなり、世界が狭くなるのではと危惧していましたが、まだまだ肥沃な表現世界はあるようですね。確かに、人間の思いというものには、果てもなければ限りもない。悲しさも喜びもそれぞれ深く広いものなんです。人は思いを心に溜めすぎると心が重くなる。だから表現するわけですが、その表現には共感する人がいる。共感というのは、作者の思いが理解されたこと。それは、存在確認につながり安堵が生まれます。
生きやすくするための工夫の一つとして、川柳をご利用ください。

仲畑貴志
コピーライター・東京コピーライターズクラブ会長

1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピーライター。
代表作に、ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」や「ココロも満タンに、コスモ石油」など。毎日新聞の人気コーナー「仲畑流万能川柳」の選者としても知られる。

応募者の傾向

今年で14回目をむかえたトイレ川柳は毎年子どもから大人まで、幅広い年代の方から応募があります。
おかげさまで応募総数は累計で約34万句になりました。

ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
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