ニュースリリース
2024年11月15日
調査・受賞・その他
職場における性的マイノリティへの取り組みの評価指標 ~4年連続、5回目の「ゴールド」受賞~
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)は、任意団体「work with Pride」が策定した、職場におけるLGBTQ+など性的マイノリティへの取り組みの評価指標、「PRIDE指標※12024」で「ゴールド」を受賞しました。2018年に応募を開始し、4年連続、5回目の「ゴールド」受賞となります。
TOTOグループは、基本的人権を尊重し、人種、信条、性のあり方、社会的身分、国籍、障がい、雇用形態、年齢、宗教等による差別を行わないことを「TOTOグループ人財※2方針※3」に定め、ウェブサイトにて公開しています。
この基本方針のもと、多様な人財が活躍できる職場づくりのため、性的マイノリティへの正しい理解を促進し、無意識の差別や偏見の防止に取り組んでいます。また「同性パートナーの事実婚」を社内認定し、従来の法律婚と同様の福利厚生制度を適用できるよう人事制度を整備しており、婚姻の平等(同性婚)とLGBTQなど性的マイノリティに対する差別禁止の法制化実現についての賛同表明※4も行っています。
TOTOグループは共通価値創造戦略 TOTO WILL2030において「きれいと快適・健康」「環境」「人とのつながり」をマテリアリティとして推進しています。今後も、性的マイノリティも含め、一人でも多くの人の使いやすさを追求するため、さまざまなユーザーの声を活かしたより良い商品開発・提案を行うと共に、“多様な人財が集まり、安心して働きイキイキとチャレンジできる会社”を目指し、引き続き取り組んでいきます。
※1:性的マイノリティの方にとって働きやすい職場づくりを実現することを目的に、日本で初めて任意団体のwork with Prideが
2016年に策定した指標。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development
(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標から採点される。
・work with Prideサイト : https://workwithpride.jp/pride-i/
※2:TOTOグループで働く全ての人々は「次世代を築く貴重な財産である」という考え方から「人材」ではなく「人財」と
表記しています。
※3:TOTOグループ人財方針
https://jp.toto.com/company/profile/philosophy/policy/
※4:以下に賛同表明しています。
・婚姻の平等「Business for Marriage Equality」 https://bformarriageequality.net/
・「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」 https://equalityactjapan.org/
TOTOグループ内では、お客様、共に働く仲間にもLGBTQなど性的マイノリティの当事者がいることを正しく理解し、多様な個性の一つであるという意識をもって行動することを継続して推進しています。
Eラーニングや研修、社内報等を通じた社内理解への継続促進や、匿名で相談できる性的マイノリティ専用の相談窓口を設置。性的マイノリティの理解者・支援者である「ALLY(アライ)※5」の輪を広げています。
社外への取り組みでは、一人でも多くの方が使いやすいパブリックトイレ※6を目指し、性的マイノリティにも配慮したトイレづくりのポイントを、セミナー等を通じて提案しています。ウェブサイト「TOTOのユニバーサルデザイン」では多様な人に配慮し実際に整備されたトイレについて整備に至る背景やその後の使われ方などを紹介するコラムや、性的マイノリティに限らず多様な人のパブリックトイレでの困りごとや利用実態など情報を配信しています。
・ウェブサイト「TOTOのユニバーサルデザイン」パブリックのUD
https://jp.toto.com/ud/public/
・多様な人に配慮して整備されたトイレに関するコラム
https://jp.toto.com/ud/style/plus/story09.htm
https://jp.toto.com/ud/style/plus/story20.htm
※5:ALLY(アライ)とは、多様な性のあり方に理解があり、寄り添う人のこと。「同盟」を意味する英単語「alliance」が由来。
※6:商業施設、オフィス、交通施設、学校など、住宅以外のあらゆる施設のトイレを、TOTOグループではパブリックトイレと
呼んでいます。
ニュースリリース全文は、以下よりダウンロードしてご覧ください。
お気に入りに保存しました