※1:「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)は、第16回「トイレ川柳」の入選作品(ウォシュレット40周年賞(最優秀賞)[1句]/感謝賞[1句]/仲畑貴志賞[3句]/中学生・高校生賞[3句]/キッズ賞[3句]/優秀賞[9句]/佳作[20句])を決定しました。
2020年7月1日から8月16日までの期間、トイレにまつわる川柳を募集し、36,451句が集まりました。計16回での累計応募総数は約41万句になります。
第1回目より「トイレ川柳」の審査員を務め、初代ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」 のコピーライター・仲畑貴志氏に選考いただいた結果、ウォシュレット40周年賞(最優秀賞)には「世界中 今も誰かが トイレ中」が選ばれました。また、新たな生活・日常・社会の中、 「ありがとう」という感謝の気持ちを共有したいという想いから、今年度のテーマに設けた“感謝賞”には、「ドライブで トイレ気にする パパの愛」が選ばれました。なお、例年より”おうち時間”に関連した句が多く見受けられました。
受賞20句(佳作以外)については、トイレットペーパー型川柳集『第16回トイレ川柳大賞』(予定価格:税込¥350)に掲載し、2020年11月10日(トイレの日)にTOTO出版より発行予定です。
受賞作品
*川柳・雅号(ペンネーム)の表記はすべて、応募者の表記通りです。
*作品の著作権は、TOTO株式会社に帰属しています。無断での転載使用はご遠慮ください。
*作品の著作権は、TOTO株式会社に帰属しています。無断での転載使用はご遠慮ください。
仲畑貴志氏選評
コロナによってままならぬことの多い昨今ですが、想像や創造は自由です。川柳に限らず、あらゆる表現は、わたしたちの心の健康に良き影響をもたらしてくれます。
最優秀賞は大きな視点を持った句です。『世界中今も誰かがトイレ中』。地球上のアチコチで、今この瞬間も、大勢のヒトがトイレに入っている。世界では、さまざまな生活文化を背負った生活があります。だけど、その営みの、なんとシンプルなこと。「人間は1本の管である」と喝破した作家がいますが、摂取と排泄は人間が生存する上でもっとも大切なことなんですね。学生賞の、『ウォシュレットどこでもあると思ってた』は感無量です。どこでもウォシュレットのある生活が生まれていること。その豊かさのレベルの高さがコワイほどです。キッズ賞では、『なぜだろう男性トイレ家にない』という、素直な疑問が面白い。キッズならではの視点のストレートさがいいですね。驚くのは、16回も続けてきて、まだ新しい句が生まれるという、私たちの発想力の凄さです。江戸時代のつぶやき、今で言えばツイート。今回も、たくさんの想いをつぶやいてくださってありがとう。
仲畑貴志
コピーライター
1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピーライター。
代表作に、ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」や「ココロも満タンに、コスモ石油」など。毎日新聞の人気コーナー「仲畑流万能川柳」の選者としても知られる。
コピーライター
1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピーライター。
代表作に、ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」や「ココロも満タンに、コスモ石油」など。毎日新聞の人気コーナー「仲畑流万能川柳」の選者としても知られる。
応募者の傾向
今年で16回目を迎えたトイレ川柳は毎年子どもから大人まで、幅広い年代の方から応募があります。年代別では、20~40代は女性、60~70代は男性の応募比率が高く、全体を通して30代女性の割合が一番多くなりました。おかげさまで応募総数は累計で約41万句になりました。