TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、12月12日、障がい者インクルージョン*推進の国際イニシアチブ「The Valuable 500」の取り組みに賛同し、加盟しました。
「The Valuable 500」は、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)において、「インクルーシブ*なビジネスはインクルーシブ*な社会を創る」という考えのもと立ち上げられ、障がい者がビジネス、社会、経済にもたらす潜在的な価値を発揮できるような改革をビジネスリーダーが起こすことを目的に、2019年1月24日に発足されました。
「The Valuable 500」は、多様性の配慮、共生社会の実現を目指す「TOTOのユニバーサルデザイン」の取り組みにも通じるものであり、また、TOTOグループは、どの職場でも障がい者と健常者がともに活躍できる「ノーマライゼーション」の実現を目指して、継続的な障がい者の雇用に取り組んでいます。
TOTOグループは、世界のお客様や社会から必要とされ、信頼される企業であり続けるために、「TOTOグローバル環境ビジョン」を推進し、経営とCSRの更なる一体化を図っていきます。
「The Valuable 500」は、多様性の配慮、共生社会の実現を目指す「TOTOのユニバーサルデザイン」の取り組みにも通じるものであり、また、TOTOグループは、どの職場でも障がい者と健常者がともに活躍できる「ノーマライゼーション」の実現を目指して、継続的な障がい者の雇用に取り組んでいます。
TOTOグループは、世界のお客様や社会から必要とされ、信頼される企業であり続けるために、「TOTOグローバル環境ビジョン」を推進し、経営とCSRの更なる一体化を図っていきます。
*インクルージョン、インクルーシブ:“障がい者を含む”の意味
「The Valuable 500」TOTOグループのアクション
TOTOグループでは、ものづくりや職場づくりにおいて、障がい者を含めた多様な方々に配慮したアクションを行っており、このイニシアチブへの参画も踏まえて一層のレベルアップを図ってまいります。
- 一人でも多くの人に使いやすい商品とサービスを提供するために、ユニバーサルデザイン商品の開発や、障がい者を含めた多様な方々に配慮したパブリックトイレの研究や提案などに取り組んでいます。
- 多様な人財*が集まり、安心して働くことができるように、障がい者と健常者がともに活躍できるノーマライゼーションを推進すると共に、職場環境の整備を行っています。
- ユニバーサルデザイン活動、障がい者雇用促進を含めたダイバーシティー推進に関する情報を、統合報告書やWEBサイトなど様々な手段で積極的に発信しています。
*TOTOグループで働くすべての人々は「次世代を築く貴重な財産である」という考え方から、「人材」ではなく「人財」と表記しています。
TOTOのユニバーサルデザイン
TOTOは1960年代から障がい者配慮の取り組みを開始。90年代からは高齢者配慮研究も加え、2004年に、TOTOグループ経営に関する理念体系を整備し、「ユニバーサルデザイン」を事業のミッションのひとつとして位置づけました。その際コンセプトを定め、以降、社会変化や法令と連動し、さまざまなものづくりや提案活動を進化させてきました。15年が経過し、お客様ニーズの多様化、共生社会実現の機運の高まり、商品や技術の進化を受け、2019年12月にTOTOのユニバーサルデザインコンセプトをリニューアルしました。
■新ユニバーサルデザインメッセージ
創立以来のものづくりの姿勢と、TOTOグループは今後もユニバーサルデザインに取り組み続けるという信念を新メッセージに込めています。
つくるって、
人を思うこと。
どんな人が使うかを、思う。
その人はどんなことに困るかを、思う。
その人はどうすれば快適かを、思う。
できる限りたくさんの「その人」を、思う。
モノをつくるとき、空間をつくるとき、
TOTOが最初から最後まですることは、人思い。
すべての人の、よりよい暮らしのために、
とことんすべきことは人思いしかない。
優しさと知恵と技術と努力。
ユニバーサルデザインは、TOTOのすべてです。
■新ユニバーサルデザイン5原則
これまでの5原則を、新しいベネフィットがお客様に伝わりやすいように表現を変更しています。