サプライヤーとともに

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TOTOグループは、TOTOグループ購買方針に基づきサプライヤーの皆様とともにグローバルで原材料や部品の持続可能な調達を推進しています。近年、調達構成額比率は、海外が2割程度を占めています。

TOTO グループ購買方針

TOTOグループは、経営・環境・社会それぞれの面で企業としての責任を果たし、企業と社会、そして地球の持続可能な発展を目指してバランスの取れた取り組みを行ってまいります。また、公平・公正な購買活動を通して、サプライヤーの皆様とともにお客様にとって価値のある商品とサービスを提供してまいります。

サプライヤーの皆様とともにCSR調達を推進

サプライチェーンマネジメントの
PDCAサイクル

サプライチェーンマネジメントのPDCAサイクル
TOTOグループは企業理念の下、広く社会や環境に貢献する存在であり続けることを目指しています。そのために経営とCSRの統合を図り、強みを活かしながらステークホルダーに対しての価値創造に取り組んでいます。サプライチェーンのグローバル化に伴い、直面するリスクも複雑さを増しています。そのため、TOTOグループは倫理的かつ社会・環境にとって有効な行動を行うには、自社のみならず、サプライチェーン全体が共に高い水準で実践していくことが必要だと考え、サプライヤー様とともに、CSR活動に取り組んでいます。

活動にあたっては、サプライヤー様への方針説明やアンケート調査、訪問監査などを柱として、人権・労働・環境などの国際的なガイドライン等を勘案しながら継続的に活動のレベル向上に努めています。
特に重要サプライヤー・持続可能性リスクが高いサプライヤーについては企業訪問によるモニタリングを積極的に実施するとともに、CSRの取り組みの必要性を理解いただくように啓発・支援を行い、サプライチェーン全体でCSR調達の取組みレベルが向上するように努めています


重要サプライヤーの考え方

TOTOグループでは、取引量や重要部品、また天然原料などの供給先の観点で重要サプライヤー様を位置づけています。

持続可能性リスクが高いサプライヤーの考え方

TOTOグループでは、環境や生物多様性に与える影響が大きな天然原料、また人権や労働の観点で持続可能性リスクが高いサプライヤー様を位置づけています。

調達構成額比率

サプライヤーの皆様との取り組み

サプライヤー様行動規範

TOTOグループは、倫理的かつ社会・環境にとって有効な行動を行うには、自社のみならず、サプライチェーン全体が共に高い水準で実践していくことが必要だと考えています。
サプライヤー様とともに、持続可能な社会の実現に取り組むための基本となる考え方を、「サプライヤー様行動規範」としてまとめています。

グリーン調達ガイドライン

TOTOグループでは、「TOTOグループ地球環境方針」を定め、企業活動のあらゆるプロセスにおいての環境負荷の削減を推進し、 全社をあげて環境負荷削減に取り組んでいます。調達活動においては、サプライヤーの皆様の協力を得て、地球環境保全および生物多様性保全に配慮した活動に取り組み、 サプライチェーン全体を通じて環境負荷削減に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
実践にあたり、取り組みの考え方、サプライヤー様にお願いしたい内容を「グリーン調達ガイドライン」としてまとめています。

遵守項目の基準達成について

サプライヤー様との取引きにおいては、公平・公正な購買活動を通して品質、コスト、納期に加え、人権や労働、安全衛生、環境配慮等のCSRの取り組み状況も確認する仕組みを構築しています。取引開始前にこれらの確認を行い、遵守項目の基準達成を取引開始の条件としています。

災害等のリスク対応

近年の自然災害等に対する対応力強化として、リスク発生時の影響有無を即座に把握し、対策がとれる体制をサプライヤー様と協働で構築しています。
  1. 部品品目、生産拠点の把握
  2. サプライチェーン切断時の情報受付窓口開設
  3. 有事に備えた対策シミュレーションの実施

原料・部品調達

日本サプライヤー

サプライヤーのCSR取り組み評価(日本)

TOTOグループでは、CSR活動におけるサプライヤー様の取り組み状況を継続的に把握・評価しています。
商品に使用する原料・部品を供給頂いているサプライヤーの皆様へは3年間を1サイクルとし、TOTOグループで定めた遵守項目について確認し、遵守項目の基準達成を取引の条件としています。
遵守項目未達成のサプライヤー様には改善活動を実施頂き、全てのサプライヤー様で基準を達成頂きました。

2018年度指標
目標 : 遵守項目の基準達成率 100%

サプライヤーへのアンケート項目

  • 1.人権・労働
    • (1) 非人道的な労働の禁止、差別の禁止
    • (2) 賃金と労働時間
    • (3) 労使間の良好な関係づくり
  • 2.安全・衛生
    • (1) 従業員の健康管理
    • (2) 職場・施設の安全対策
    • (3) 緊急時・労働災害の適切な対応
  • 3.環境
    • (1) 化学物質管理
    • (2) 環境保全
  • 4.情報セキュリティ
    • (1) コンピュータ・ネットワークの脅威に対する防御
    • (2) 認証
  • 5.サプライヤー管理
    • (1) 自社のサプライヤーへの展開
  • 6.公正・倫理
    • (1) 法令遵守および不正行為の防止、早期発見
    • (2) 優越的地位の濫用禁止
  • 7.品質
    • (1) 品質管理
    • (2) 品質クレーム
  • 8.社会貢献
    • (1) 地域や社会への貢献

アンケート調査結果

評価指標 2016年度 2017年度 2018年度
アンケート実施サプライヤー数 217 154 196
アンケート実施比率累計※1 38% 65% 100%
遵守項目の基準達成率※2 100% 100% 100%
※1 アンケート実施比率累計:全取引サプライヤーに対してアンケート調査を実施した年度ごとの実施比率の累計(取引終了予定を除く)
※2 遵守項目の基準達成率:TOTOグループで定めた遵守項目の基準をクリアしたサプライヤーの割合。(是正完了を含む)

サプライヤー方針説明会

サプライヤー方針説明会

サプライヤー方針説明会

サプライヤー様と互いに理解し合い、信頼関係を深め、双方向のコミュニケーションを図るために、毎年方針説明会を行っています。2018年度は、すべての事業部門で説明会を開催し、TOTOの購買方針を伝えるとともに、生産情報の共有やCSRの重要性等について説明を行いました。また、その年にコストリダクションや納期遵守、品質向上などに貢献いただいたサプライヤー様へは、表彰 並びに感謝状の贈呈を行いました。参加各社からは、「TOTOグループの取り組み内容が理解できる」「他社の考えや取り組み事例を共有できる」など、大変参考になるというご意見をいただいています。サプライヤー様との相互に発展を目指す関係を構築し、TOTOグループのサプライチェーン全体におけるCSRの取り組みが向上するように、今後も継続的に開催していきます。

2018年度方針説明会結果

海外サプライヤー

海外サプライヤーとの意見交換

海外サプライヤーとの意見交換

海外グループ会社では、現地サプライヤー様から原料や部品を購入することで、調達の現地化を進め、地域に根差した調達活動を展開しています。また、積極的にCSR調達を進めています。継続的に重要サプライヤー様へアンケートを実施し、現状把握を行っています。
また、現地モニタリング調査を通して、サプライヤーの皆様にCSRの取り組みの重要性を理解していただくとともに、取り組みレベルの向上を図っています。言葉や文化、宗教、法律などの違いもありますが、各国の情勢にあった活動を進めることで、相互理解を深め共生していくことを目指しています。
2017年度より海外の法令や社会的ルール等に合った調査項目に改訂したアンケートを実施し、2017年度と2018年度の2年間で全ての重要サプライヤー様にアンケートを実施しました。
2019年からはグローバルで基準を統一し、対象を商品に使用する原料・部品を供給頂いている全てのサプライヤーに拡大すると共に3年間を1サイクルとして調査を実施します。
2021年までにグローバルで全てのティア1サプライヤーに対して評価実施完了することを目標としています。    

2018年度指標
目標 : 遵守項目の基準達成率 100%

重要サプライヤー CSRアンケート調査結果

現地サプライヤーのモニタリング

海外グループ会社では重要サプライヤー様を訪問させて頂き、CSRモニタリングを推進しています。
<モニタリング事例(TOTOベトナム)>
2017年、ベトナムでは重要サプライヤー様16社を訪問し実施しました。
人権、安全・衛生、環境、公正取引・倫理、品質などを中心にTOTOが定める基準を達成していることを確認しました。
今後も継続して取り組み、サプライヤー様と共に「CSR調達」を推進していきます。

生物多様性に配慮した調達

TOTOグループは、地球環境保全を最重要課題の一つと位置付けています。
「持続可能な社会」づくりに貢献することを目的に、高い環境意識をベースに企業経営を進め、自社およびサプライヤー様を通して生物多様性の保全と資源の持続可能な利用にも取り組んでいます。
2010年に「持続可能な原料調達基準」を制定しました。主力商品の原材料である土石原料、および、木質材料の調達を配慮すべき重要項目としています。人権・労働、コンプライアンスに加え、生産地の環境・生態系へ与える影響に配慮しながら「資源の持続可能な利用」と「安定調達」のバランスを取り、サプライヤー様とともに「CSR調達」を推進しています。

土石原料

日本工場向けの土石原料においては、全鉱山へ「採掘完了区域において、森林等の再生を行っているか」「採掘および粉砕くず等において、河川や湖沼の汚染を起こさないような取り組みを行っているか」等TOTOが求める基準設定した項目 を含むアンケートの実施または商社を通したヒアリング結果により合法性および持続可能性の確認をしています。また、必要に応じてサプライヤーや生産地を訪問し、事実確認も行っており、すべての鉱山に、TOTOが求める基準を達成いただきました。

調査結果  調査対象:(2016年まで)日本衛生陶器工場のみ、(2017年~)日本と海外を含めた全衛生陶器工場。

評価指標 2016年度 2017年度 2018年度目標 2018年度実績
調査実施率 ※ 100% 100% 100% 100%
遵守項目の基準達成率 100% 100% 100% 100%

※調査実施率:衛生陶器工場で使用する土石原料を購入している全鉱山に対し調査を実施した鉱山の比率。

鉱山へのアンケート項目(中項目)

  • 0. 鉱山許可証
    • (1) 採掘権
    • (2) 安全生産許可証
  • 1. 人権・労働
    • (1) 非人道的な労働の禁止、差別の禁止
    • (2) 賃金と労働時間
    • (3) 労使間の良好な関係づくり
  • 2. 安全・衛生
    • (1) 職場や施設の安全衛生対策
    • (2) 崩落や落盤対策
    • (3) 火薬・薬品管理 など
  • 3. 環境
    • (1) 森林の再生計画
    • (2) 河川や湖沼の汚染対策
    • (3) 行政からの指導 など
  • 4. 公正取引・倫理
    • (1) 法令遵守および不正行為の防止、早期発見
    • (2) 優越的地位の濫用禁止
  • 5. 品質
    • (1) 品質管理
    • (2) 品質クレーム
  • 6. 社会貢献
    • (1) 地域や社会への貢献

河川を汚さないとりくみ

沈殿用ため池

沈殿用ため池

河川を汚さないとりくみの一つとして、上澄みの水を放流できるように、沈殿用ため池の確認も行っています。

採鉱完了後の植林状況

土石原料の採掘現場

土石原料の採掘現場

鉱山の採掘完了区域には植林を行い森林再生に向けて活動しています。

木質材料

森林の違法伐採や過剰伐採が大きな要因となり、森林が減少し、生物多様性が失われています。TOTOグループでは、生産する商品に使用する木質材料の調達量に対する合法材と再生材の比率を目標値として設定し、実績値を確認しています。

2018年度指標
目標 : 合法材 + 再生材 比率 100%

生物多様性を守る

木質材料の合法性等の確認を行った結果、2018年度の使用木質材料構成比は合法木材が98%、再生材が2%でした。いずれも合法材を使用していることを確認しています。
今後も合法材や再生材の使用を図ります。

木質材料合法材・再生材使用率

使用木質材料種類 2016年度 2017年度 2018年度
合法木材 森林認証材 89% 97% 97%
団体認定制度等により
認定された合法木材
1% 1% 1%
再生材 9% 2% 2%
その他 1% 0% 0%

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