2010年3月26日、新千歳空港の新しい国際線旅客ターミナルビルが開業した。
　 これまでは国内線ターミナルと一体だったが、台湾や中国など東アジアにおける北海道観光ブームにより、利用客が急増。ハイシーズンには出入国客が集中し、チェックインカウンターや手荷物検査場には長蛇の列ができていたという。そこで、国土交通省は国際線を国内線と切り離し、隣接地に新たに専用ターミナルを建設することを決定。国内線と連絡施設で結ばれた建物は地下1階、地上4階建てで、運営にあたるのは北海道空港㈱。設計は日建・空港コンサル・アラップ・久米・新千歳空港国際線旅客ターミナルビル実施設計業務共同体が手がけた。