※「ウォシュレット」は、TOTO株式会社の登録商標です。
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)では、2020年10月にウォシュレット一体形便器「ネオレスト」シリーズが国内・海外合計で累計出荷台数300万台を突破しました。
「便器でない便器をつくる」。従来の固定観念をすててTOTOが持つ技術を結集し、機能、デザインすべてにおいてお客様に最高水準の満足を提供できる次世代トイレを目指して、開発プロジェクトが1988年にスタートしました。1993年4月、そのプロジェクトから業界に先駆けて温水洗浄便座と一体になった、便器背面にタンクが無いローシルエット形状のトイレの開発に成功、「ネオレストEX」を発売しました。洗浄水量はそれまで主流であった 13L から8Lへと大幅な節水を実現。デザインも世界を見据えたものでした。以降27年にわたり、機能とデザインを磨き続け、IF賞・レッドドット賞など世界的に権威のあるデザイン賞を受賞するとともに8Lの洗浄水量も節水が進み、現在では3.8Lにまで減少しています。今ではTOTOを代表する商品の一つとして、日本のみならず世界で広く愛用されています。
2017年に発売したグローバル統一モデル「ネオレストNX」は、陶器の美しさを最大限に引き出す優美な曲線とTOTOが100年にわたり培ってきた衛生陶器の技術の粋を尽くし、ウォシュレットの機能部を包み込むような便器形状の開発に成功。陶器をせり上げてウォシュレット機能部分を覆うことで便器とウォシュレットの区別がなく、デザインと機能が高度に融合した“真の一体形”を実現しました。
TOTOは、今後も各国・各地域のニーズにあわせて「ネオレスト」をより進化させ、快適で清潔なトイレ文化を国内外に広めてまいります。
TOTOは、今後も各国・各地域のニーズにあわせて「ネオレスト」をより進化させ、快適で清潔なトイレ文化を国内外に広めてまいります。
ネオレストについて
ネオレストとは、“ネオ”(新しい)と“レスト”(レストルーム)を合わせ、「次世代トイレ」の意味が込められているウォシュレット一体形便器です。初代「ネオレストEX」以降、さまざまな最新技術を取り入れつつ、節水性能も大きく進化させ、常にTOTOの最新機能を搭載した製品として進化を続けています。
■ネオレストの主な歴史 ※『』は商品名、「」は機能・技術名
デザインの変遷
ウォシュレット一体形便器「ネオレスト」は「便器でない便器をつくる」というテーマのもと日本のタンクレストイレの草わけとなる商品として1993年に誕生しました。2017年にはウォシュレットの機能部分も陶器に内包した真の一体形便器として機能とデザインを両立させたネオレストNXが誕生しました。
みんながラクに、心地よく使えます<オート機能>
誰にでも快適に使えるトイレをめざして、ネオレストは使う人の動きに合わせて、さまざまな機能が自動で作動。トイレに入るときから出るときまで、面倒な操作を行うことなく快適に使えます。最近ではオート開閉やオート洗浄など接触を最低限に減らせる機能が人気です。
トルネード洗浄
TOTO独自の高精度流体解析技術と、100年にわたり培ってきた衛生陶器の生産技術により、トルネード洗浄が進化しました。
少ない水量で効率的に便器を洗う、渦を巻くような水流はそのままに、吐水口位置を左奥から右手前に変更。汚物が付着しやすい便器後方に勢いよく水が当たるので、汚れをしっかり洗い流します。また便器正面から吐水口が見えなくなり、見た目もすっきりしました。
少ない水量で効率的に便器を洗う、渦を巻くような水流はそのままに、吐水口位置を左奥から右手前に変更。汚物が付着しやすい便器後方に勢いよく水が当たるので、汚れをしっかり洗い流します。また便器正面から吐水口が見えなくなり、見た目もすっきりしました。
「フチなし形状」
「トルネード洗浄」の実現により、便器フチの“返し”が不要になりました。
手前から奥までぐるりとフチの“返し”をなくすことで、汚れが見えにくかった死角がなくなりました。便器のフチを握るようにサッと拭くだけでトイレ掃除ができます。
手前から奥までぐるりとフチの“返し”をなくすことで、汚れが見えにくかった死角がなくなりました。便器のフチを握るようにサッと拭くだけでトイレ掃除ができます。
エアインワンダーウェーブ洗浄(NX/AH/RHのみ)
洗浄水の流速を周期的に変化させることで、一秒間に約100個の水玉を連射するワンダーウェーブ洗浄。その水玉に空気を含ませることで水の一粒一粒を約30%拡大し、当たり心地のたっぷり感を向上させました。ネオレストNX/AH/RHの「おしり洗浄」に採用しています。
[参考] ワンダーウェーブ洗浄
洗浄水の流速を周期的に変化させ、先に出た遅い水に、後から出た速い水がおしり付近で追いつくことで水玉を形成、一秒間に約100個の水玉を連射する吐水方式。洗浄水を連続して吐水する方式に比べて、少ない水量でパワフルな洗浄力を実現します。
洗浄水の流速を周期的に変化させ、先に出た遅い水に、後から出た速い水がおしり付近で追いつくことで水玉を形成、一秒間に約100個の水玉を連射する吐水方式。洗浄水を連続して吐水する方式に比べて、少ない水量でパワフルな洗浄力を実現します。