ニュースリリース
2024年3月18日
商品情報/お風呂まわり
~浴室の進化をけん引し続け、累計出荷台数 1200万台突破~
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)が開発した「ユニットバスルーム※1」は、2024年9月1日に誕生60周年を迎えます。
1964年の東京オリンピック開催にあたり、日本初の超高層ホテル「ホテルニューオータニ」で短期間に大量の浴室を納入するために、1963年に業界初の「ユニットバスルーム工法」を開発しました。
①短納期:工期を在来工法の10分の1に短縮し、ホテルニューオータニの全客室の内の1044室を3.5ヵ月で組立てました。
②防水性:ステンレス製防水パンの採用により、従来の浴室の防水工事を不要にしました。
③軽量化:1958年に発売した浴槽「トートライトバス」で培ったFRP(繊維強化プラスチック)技術をカウンターなどにも採用し、浴室の軽量化を図りました。
1966年には、マンションやアパートなどの集合住宅用ユニットバスルームを発売し、1977年には、戸建用のユニットバスルームを発売しました。その後、マンションの取換え需要を見据えたマンションリモデルバスルームを発売、業界初の「カラリ床※2」や「魔法びん浴槽※2」など、お客様の生活価値を向上させた商品を発売し続け、浴室の進化をけん引してきました。1964年9月の誕生以来、着実に販売台数を伸ばし、2024年2月に「ユニットバスルーム」の累計出荷台数が1200万台を突破しました。現在では日本におけるおよそ9割※3がユニットバスルーム工法によるもので、日本の浴室のスタンダードとなりました。
また、近年は単に「体を洗う場所」から「くつろぎの場」へ進化し、最新のユニットバスルームでは、人間工学を応用した浴槽形状で身も心もリラックスする「ファーストクラス浴槽」や肩・腰をたっぷりのお湯で温める「楽湯」など機能を追加。さらにスマートフォンから専用アプリの操作で、いつでもどこでも入浴準備ができる「つながる快適セット」など、常にお客様の使い勝手と心地よさの追求を行っています。
TOTOは、今後も水まわりの総合メーカーとして、さらなる快適性を追求し進化させていきます。
※1 ユニットバスルームは、JIS規格に適合したもの。
※2「カラリ床」「魔法びん浴槽」はTOTO(株)の登録商標です。
※3 キッチン・バス工業会2022年度自主出荷統計より。
1964年9月
ホテルニューオータニに納入した
「ユニットバスルーム」
■TOTOのユニットバスルームの主な変遷
■TOTOユニットバスルームの累積出荷台数
■TOTOユニットバスルームに関する主な受賞歴
お気に入りに保存しました