ニュースリリース
2024年3月7日
会社情報/海外住設事業
グローバルな需要伸長に対応する、水栓金具の新たな供給拠点
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)のグループ会社であるTOTO Vietnam Co., Ltd.(以下 TOTOベトナム、本社:ベトナム社会主義共和国ハノイ市、社長:浅田 協二)の水栓金具工場が2024年3月から稼働を開始し、3月4日(月)に開業式を実施しました。
TOTOベトナムは、ハノイ市内およびハノイ市の南東に隣接するフンイェン省の2つの敷地に衛生陶器工場を有していますが、今回新たに稼働を開始した水栓金具工場はハノイ市の北に隣接するビンフック省に位置しています。
本工場は、グローバル市場における更なる水栓金具の需要伸長にあわせ、高品質な水栓金具の安定供給体制を強化する新たな基幹拠点となります。最新鋭の水栓金具工場として、ビッグデータ活用による良品率の向上、設備の自動化・工程間の連動化により生産性向上を図ります。
さらに、太陽光発電や、空調の効率化による電力使用量の抑制などによりCO2排出量を削減することでカーボンニュートラル※1達成をめざします。また最新の排水処理設備によりめっき工程で使用する水をリサイクルし、環境負荷を最小限に抑えます。
TOTOは、「新共通価値創造戦略 TOTO WILL2030」で目指す姿である「きれいで快適・健康な暮らしの実現」「社会・地球環境への貢献」へ向けて、TOTOならではの「サステナブルプロダクツ※2」の生産・供給体制を強化し、世界中のお客様に確実にお届けしてまいります。
※1:クレジット購入によるカーボンオフセットを併用します ※2:TOTOは、「きれいと快適」と「環境」の両立を実現した商品を「サステナブルプロダクツ」と定義し、2030年度に「サステナブルプロダクツ」の商品構成比78%(2020年度69%)をめざしています
2024年3月から稼働を開始したTOTOベトナム水栓金具工場
主な生産品
主な生産設備
機械工程・研磨工程連動ライン
切削加工と研磨加工の工程をロボットで連動させ自動化
組み立てライン
自動搬送装置で部品をラインへ自動供給
開業式(2024年3月4日)
2024年3月4日(月)、ビンフック省工業団地管理委員会副会長Nguyen Cong Thang(グエン・コン・タン)様、同省税関局副局長Ngo Tien Thanh(ゴ・ティエン・タイン)様をはじめとする多数の行政関係者や、工事関係者の皆様に臨席いただき、現地で開業式を執り行いました。
TOTO社長・清田のあいさつ(ビデオメッセージ)
「安全・高品質・環境配慮・生産性と全てが世界トップクラスの工場となり、世界中の皆様、ベトナムの皆様、ビンフック省の皆様に貢献できるよう、これからもTOTOベトナム、TOTOグループ一丸となり努力してまいります」
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