再生水の利用等、環境に配慮した生産設備を導入
中国・南京の浴槽基幹工場を移転・建設

~海外市場向けの生産拠点として2021年度稼動予定~

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:喜多村 円)は、グループ会社の南京東陶有限公司が新規に取得した中国・南京市内の敷地に、浴槽生産工場(以下、南京東陶新工場(仮称))を移転・建設します。
2019年7月より着工し、2021年6月からの本格稼働を目指します。

2018年度から始まった中期経営計画「TOTO WILL2022」では、浴槽を海外市場での重要な商品と位置付けています。樹脂浴槽の需要が中国を含むアジア、アメリカをはじめ世界中で伸張する見込みであり、増加する浴槽の需要を見据えて生産体制を充実させます。本工場は海外市場向け浴槽の基幹工場として稼働を行います。
工場の建設にあたっては、自動機械加工設備や搬送ラインなどの最新設備の導入によって生産性の向上を図るほか、VOC処理装置導入による大気汚染防止や再生水利用設備導入による水質汚染防止など、環境に配慮した最新鋭の工場を実現します。

TOTOは、“世界中にTOTOファンを増やす”ために、水まわりの総合メーカーとしてグローバルでお客様に愛用していただける商品を継続してお届けすると共に、経営とCSR統合を図り、更なる企業価値の向上を目指します。

南京東陶新工場(仮称)の外観イメージ

●浴槽海外生産体制の変遷

1994年6月   南京東陶有限公司設立、鋳物ホーロー浴槽生産開始
2000年9月   南京東陶有限公司にて、樹脂浴槽生産開始
2010年6月   TOTO VIETNAM CO., LTD.にて、樹脂浴槽生産開始

南京東陶新工場(仮称)について

生産品目 樹脂浴槽、鋳物浴槽など 投資金額 約75億円 所 在 地 中華人民共和国江蘇省南京市江寧経済技術開発区内(番地未定) 工場概要 敷地面積 :約52,000㎡ 建      屋 :約51,000㎡ (延床面積) 生産能力 :約11万台/年

南京東陶有限公司について

TOTOグローバル環境ビジョン
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