CO2排出量の削減を目的として、輸送燃料の削減に取り組んでいます。具体的には、積載効率の向上・共同配送など、輸送会社様、販売代理店様と連携し輸送の効率化に向け活動を進めています。
2023年度は、輸送会社様による積極的な省エネ車輛導入や継続的輸送効率向上の活動により、2013年度比▲21%減の大幅な削減効果となりました。
なお、SBT1.5℃目標の実現に向けた取り組み(※-1)による削減活動強化や、経済産業省が公表した算定式の更新(※-2)なども、実績向上に寄与しました。
国内拠点原単位輸送燃料の削減率(2013年度比)
TOTOは1台のトラックで各サプライヤー様(部品メーカー)の集約集荷を行い、TOTO工場へ一括納品を行う「調達物流」を2014年度から実施し、トラック削減によるCO2削減を取り組んできました。現在では関東~九州までの物流インフラ網を構築しています。今後も全社最適物流を追及・実現する事で、輸送効率化を図り環境負荷低減を目指していきます。
TOTOはシステムキッチンの配送において、販売面で競合関係にあるクリナップ株式会社と、物流面において垣根を越えた「協同配送」を一部地域を除く全県にて実施しています。
(本テーマは、平成27年度「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」において「経済産業省商務流通保安審議官表彰」を受賞しました)
今後も改善を行い、トラック車両台数の削減、積載率の向上を実現し、環境負荷低減に取り組んでいきます。
コンテナ積載時のパレットを樹脂パレットからシートパレットに変更し、積載効率を上げました。
【1】パレット3段積みが可能となり、積載効率が50%向上。
【2】パレットに空きスペースがあったが、シートパレットに変更することで空きスペース分を詰めることができ、積載率11%向上。
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